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親に感謝しようね、と毎回言われる歯医者の話。

以前、小3の次男と2人きりの時に食事のマナーの話をしていて、例として「昔付き合った男の人がクチャクチャ口を閉じずに食べる人で、一生一緒には居られないなと思って別れた」という小話をした。
(食事のマナーは美しい方がいい!モテるよ!的な話ね)

するとそれを覚えていたのか、先日突然旦那の前で「そういえばお母さんってさ、お父さんの前に付き合っていた人はクチャクチャ食べる人だけ?他には?何人かいるの?」と尋問され肝を冷やした。

マセた子どもッ!怖いッ!

さて、今日は歯医者の話。

わたくし、実は子どもの頃から歯医者にほとんど行ったことがないので、歯医者の空気感というか予約して行かないといけないのも含め、歯医者はわたしの中で苦手な場所ランキングトップ5くらいにはランクインする。

子どもの頃から歯医者に行ったことがない理由の一つが虫歯になったことがない子どもだったこと。

毎日歯を磨いていたし、両親が食にかなり厳しかったので市販のおやつは高学年になるまでほとんど食べたことがなかった。(まあ、このエピソードは長くなるから別の機会にでも…)

だから、虫歯がないことは当たり前で特別すごいことではないという認識だった。

大人になって、妊婦で歯が弱くなり何度か虫歯になったことがあるけど、それも超初期虫歯でほぼ治療していなかったり、親知らずが虫歯になったので抜いたりと歯医者とは割と縁遠く過ごしていた。

結婚当時、ヤドカリのように引越しを繰り返していたこともあり、度々歯医者に通うにしても転居の度、幾つもを渡り歩いて来た。

現在は地元に帰って来て一軒家に腰を据えたので、評判の良い歯医者に極たまに通っている。

あれ?虫歯かも?しみる?
と思って歯医者に行くも、だいたい知覚過敏。

今の歯医者さん、穏やかそうで落ち着いて状況の説明をしてくれる信頼できる先生。

「あなた、とっても綺麗で丈夫な歯を持ってるね〜だから虫歯にもなりにくい。親御さんも歯が強いんじゃないかな。これは素晴らしい遺伝ですよ。親御さんに感謝です」

と、毎回のように言われるので、わたしの歯はとにかく強くて恵まれてるらしい。

ただね、わたしには先生がパティシエの鎧塚俊彦にしかみえないんですよ。
マスクしてるからもあるかもしれないけど、淡々を話す話し方とかも似てる感じするんだよなぁ。

そして、両親に聞いたところ特に2人とも歯が丈夫ということはないらしい。(結構歯医者に通っている)

先生ーッ!
わたし、遺伝子的な歯の強さじゃないみたいですーッ!!!

はて、わたしは誰に感謝したらいいんでしょう?

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