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3年越しの片想い


決して届きませんが。

(これは私の中学生〜高校生時代の恋のお話です。当時から公開はしていませんでしたが、なんとなく、もうけりがついたような気がするので、公開してみます。)

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私には、一方的で身勝手に、恋愛的に、大好きな方がいます。

そしてその方は、新年度、遠く離れた土地へお引越しをするそうなのです。

その方は、私が中3の時からお世話になった塾の先生です。中3の当時は大学生で、大学院生時代を経て、春から新社会人となるそうです。(こんなに書いたら、知り合いには特定されちゃいそうですね笑)

私は地元に残るけれど、先生は、新天地で、新生活を始めるそうです。

つい先日、そのことを知り、号泣してしまいました。(もちろん、人知れず。他者にこの感情を知られるには、あまりにも辛い出来事すぎました。)(もちろん、先生が新天地で頑張ることを決めたならそれが最善なのだけど。だからこのnoteはただの主観と事実のみ。)

先生はいつもとても優しく、私に接してくださいました。

もちろん、先生は、私の持つ、この恋愛的かつ情緒的感情を知りません。知る由もありません。

私は、もともと私の感情を直接誰かに伝えるという行為が苦手です。

それゆえ、このような気持ち「好き」という気持ちを伝える手段も限られてきてしまいます。

というか、告白なんて、しませんね。

いえ、正しくは、できません。多分。多分?

私はその方の時間をいただくようなことをできる人間ではない気がするのです。

先生と時間を共有するには、私は精神的に未熟すぎる。

私は、もっと、人間的に成長しなければいけない。

先生は、とても聡明で、でもって謙虚で。たまに自信家なところも垣間見えます。あとかっこいい。

礼儀正しく、つむぎ出された言葉も優しさに溢れていて素敵です。

そしてなにより、笑顔が素敵です。

誰とでも仲良くすることもできます。

そう、本当に、誰とでも。

彼は私に優しく、他の誰かにも優しい。私にだけ優しいわけではなく、困ったことに、先生のそういうところも好きなのです。🌙.*·̩͙

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「月が綺麗ですね。」とはよく言ったものです。

「夕日が眩しいですね。」と誰かの後ろ姿を前に言われるだけでも、夕焼け以外の理由で火照ってしまいそうなものです。

新天地、そこにも、夕焼けは存在します。

きっと、真面目な先生は、新しい土地でもこれまでと同じように、一生懸命でいるのだと思います。

きっと、夕焼けによって私が焦がれていることには誰も気づきません。

だから、ただ遠くから、先生のことを1番応援するしかありません。

先生と出会えたことだけで、私にとっては大きすぎるくらいの価値がありました!

先生のおかげで強くなれた気がするんです。

受験においても、普段の生活においても。

もちろん、本人はそんなこと知らず、ただ普通に接してくれただけでしょうけども。

実は私のお家は、小学校時代から少し荒れていて、特にそのことを先生に話したことなどはありませんが、心がしんどい時もしんどくない時も、先生はいつも必ず優しくて、本当にいつも変わらない。何があっても態度が一緒なんです。

それが、とても心強かった!

中学の頃は、第1志望に合格できず、先生に「ありがとう」が上手く言えなくて、辛くて。

いつでも私を応援してくれた先生を、今度は私が応援したい。

だけど、先生は遠くに行ってしまう。

私からは何も言えない。

私は今後、恋愛を諦めることしかできませんね。笑

先生との恋以外は本当に考えられないから。(そして、私の気持ちは、単に恋なんかよりももっと大きな感情なのだけど。)

先生が好き。中学3年生から始まり、高校生活の3年間も、ずっと、先生が大好きでした。

そしてきっとこれからも。

これは本当は近くで言いたいのだけれど、代わりにここで言うことにします。

頑張ってください!遠くから応援しています。

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