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【駆け出しフリーランス】キャスタービズのオンラインアシスタントに挑戦してみた!③ 【実際に働いてみて編】
※この記事は2024年3月~12月の情報を元に作成しています。情報は変更されている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
※身バレ防止のため、個人が特定される恐れのある情報には、若干の変更を加えている場合があります。
簡単なあらすじ
約半年前、4年間勤めた営業事務の仕事を退職した私は在宅ワークの求人を探していた。そこで出会ったのが「オンラインアシスタント」という働き方だった。さっそく応募!大変な採用試験も乗り越えいざ稼働――!
今回は三部作の最終章「キャスタービズのオンラインアシスタントに挑戦してみた!③」実際に働いてみた編となります。
採用が決まり、ついにキャスタービズでの稼働がスタートしました!出社時とは異なり、気軽に相談できない環境の中で試行錯誤する日々。果たして、最初に思い描いていた理想と現実はどうだったのか? 約半年間働いた結果、私はある決断を下すことになります。
本記事では、採用後のリアルな体験談をもとに、オンラインアシスタントの仕事の実態、働く中で得た学び、そして最終的にどのような判断をしたのかを詳しく解説します。
※契約終了の具体的な理由や収入に関する詳細は有料記事となりますが、無料部分だけでも十分に情報を得られる内容になっています。興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください♪
◎キャスタービズのオンラインアシスタントに挑戦してみた!①
【働き方編】はこちら↓
◎キャスタービズのオンラインアシスタントに挑戦してみた!②
【採用試験編】はこちら↓
💡今回の記事で分かること
・実際の仕事内容と働き方
・得られた経験
・働き方のヒント
◎今回の記事の概要
実際の仕事内容
おさらい!
【仕事の流れ】
①企業とキャスターが契約を結ぶ
②企業とキャスターの担当者さん(フロント)が話をして、委託したい作業を決める
③キャスターと委託契約を結んだオンラインアシスタントに作業対応の募集がかかる
④対応するアシスタントが決定したら、フロントとアシスタントで作業内容等すり合わせ
⑤作業完了。アシスタントはフロントに成果物を提出
⑥フロントが企業に成果物を提出
◎仕事の取得方法について
仕事の取得方法については、以下の方法が挙げられます。
①挙手性
②フロントさんからの声かけ
③自分から呼びかける
①挙手性
こちらが基本の取得方法となります。わかりやすくいうと”早い者勝ち”です。初回の説明会でも入社時のOJTでもしっかりと説明がありました。
「こんなお仕事ありますよ」と社内システム内で呼びかけがあり、「対応させてください」と早く名乗り出た人が担当者となります。
運とタイミングが重要となり、稼働を始めたころは対応者募集の発信をPCの前やスマホを握りしめ待機する必要がありました。
②フロントさんからの声かけ
アシスタントのスキルやリソースをみて、フロントさんから声がかかることもあります。
私の場合は、初めての継続案件がこちらのパターンでした。挙手したお仕事に適性がなく、代わりにこんなお仕事どうですか?と声をかけてもらいました。フロントさんが複数クライアントを抱えている場合は、他案件の依頼が増えた際などに依頼を頂ける場合もあります。
③自分から呼びかける
どうしても仕事が得られない場合は、全体周知で「今手があいています」とフロントさんにアピールすることも出来ます。
私が仲良くしていたアシスタントさんは初回のお仕事を③の方法で得た、と言っていました。呼びかける際の文章もテンプレートが用意されているため、迷うことはありません。
◎仕事内容と働き方
【仕事内容】
経理として、複雑な仕事を任されることはほとんどありませんでした。
私の対応していた主な仕事は以下の通りです。
・クライアントが入力されたデータのWチェック
・キャスターに任せられた仕事のWチェック
・簡単なシートの新規作成と検証
・給与計算
【働き方の特徴】
①マニュアルは簡易的であっても必ずあります。
②音声通話やzoomなどでフロントさんと直接話す機能が整っています。
②業務は二人体制が基本です。
①マニュアルは簡易的であっても必ずあります。
どんなお仕事でも必ずマニュアルがありました。
分かりづらいところがあれば、フロントさんに相談し修正が可能ですし、随時更新もされていきます。
改善個所を指摘した際には、みなさん「業務の効率化に貢献くださりありがとうございます」ととても気持ちのいい対応をしてくださいました。
②音声通話やzoomなどでフロントさんと直接話す機能が整っています。
やりとりのベースはテキストコミュニケーションとなります。しかし中には複雑な説明が必要な場合や、新しい業務など、テキストのみでは理解がしづらい状況もあります。
そういった際にはフロントさんに相談すれば、音声通話やZoomなどで直接話す機会を設けてくれます。
③業務は二人体制が基本です。
作業には必ず二人の対応者がつき、一次対応者と二次対応者のWチェック体制が整った状態で進みます。
得られた経験と実際に働いてみて感じた魅力
想像の中でしかなかった在宅ワークが始まり、右も左も分からない日々が続きます。半年間働いてみて得られた経験と、改めて感じたオンラインアシスタントの魅力をお伝えします。
得られた経験と実際に働いてみて感じた魅力
①オンラインで働くため基礎が身につく
②様々なツールに触れる機会が増え、仕事の幅が広がる
③セキュリティに関する意識が高まる
④相談しやすい環境が整っている
①オンラインで働くための基礎が身につく
私の思う最大のメリットとなります。
キャスターは「リモートワークを当たり前にする」と掲げているだけあり、オンラインでのコミュニケーションを円滑にするためのノウハウがたくさん詰まっています。
マニュアルの作り方、文章の伝え方、報連相の方法、稼働の管理など、本当に学びが多かったです。
②様々なツールに触れる機会が増え、仕事の幅が広がる
経理の経験が少ないた私にとって、いくつもの会計ソフトに触れられる機会はとても魅力的でした。ソフトの名前すら知らない状態と、少しでも仕様を知っている状態ではまったく違います。私も実際に他の委託先から仕事の相談が来た際にキャスターでの経験が役立ちました。
短い期間で複数のソフトに触れられる機会は貴重だと思いました。
③セキュリティに関する意識が高まる
アシスタントのたいていが「担当クライアントのかけもち」をしています。そのため1日のうちに複数のクライアントのアカウントにログインしたり、大切な資料をダウンロードしたりする場面があります。
キャスターではセキュリティーに関する呼びかけが、毎日あります。うっかり資料を他のクライアントに送信…なんてことをしたら大変なことになるからです。私はキャスターで仕事をもらうようになり、初めて自分のITリテラシーの低さに気が付くことが出来ました。
昨年末にはITパスポート試験を受験!(受かりました!またこちらについてもまとめる予定です)とても良いきっかけになったと思っています。
④相談しやすい環境が整っている
直接契約を結んでいる一対一の関係性よりは、はるかに聞きやすい、頼りやすい環境でした。
また、キャスターでは他のアシスタントさんと一緒に作業することもあり、在宅ワークの難点でもある孤独感を感じづらい点も魅力的です。実際に私は同期のアシスタントさんと個人的にDMを送りあい、支えあって作業をしていました。
働く中で感じたギャップ
初めての在宅ワークは良いこともたくさんありましたが、どちらかというと困ったり苦戦することが多かったです。周りが見えない分、追い込まれ「つらいなぁ」「大変だなぁ」と辞めたくなったりもしました。
同じように在宅ワークデビューをして悩んでいる方がいるかもしれないので、私が苦戦した部分を以下にまとめていきます。
【働く中で感じたギャップ】
①自分から積極的に動かないといけない
②自己解決力と適切な判断力が求められる
③柔軟な働き方のイメージとギャップがあった
①自分から積極的に動かないといけない
仕事の取得、不明点の確認、報告連絡、在宅ワークでは主体的に動かないと何も進みません。心していたはずだったのですが、いざ始まると思った以上に大変でした。
出社時と異なり周囲の環境が見えないため、ロールモデルや相談先もうまく見つけられません。先に入社した方やフロントさんの真似をする、いち早くツールの使い方を覚える、マニュアルは良く読み込むなどの方法で一から模索していく必要がありました。
②自己解決力と適切な判断力が求められる
仕事をする上で全てを自分で解決しなければならないわけではありませんが、マニュアルをしっかり理解し、指示内容を正確に読み解く力は必要です。また、分からないことがあれば、どこで助けを求めるべきか、自分で判断する能力も求められます。
このような適切なタイミングでの判断ができるかどうかが、仕事をスムーズに進めるポイントだと感じました。
③柔軟な働き方のイメージとギャップがあった
キャスターでの仕事は、短時間で完了するピンポイントな作業が多く、1回の作業が30分~2時間程度で終わるものがほとんどでした。そのため、仕事の時間が細切れになり、例えば午前中に30分だけ、午後から1時間といった形で稼働することもありました。
私が最初にイメージしていた最初に思い描いていた「柔軟な働き方」とは少し違い、予想よりも時間が固定されている感じがしました。もちろん中には作業時間を固定しないものもありましたが、それでも作業時間は長くて2時間ほどでした。
まとめ
今回の投稿では、キャスターで実際に働いてみて感じたことをお届けしました。最終まとめです。
◎よかった点
オンラインで働く基礎が身についた
リモートワークのノウハウを学ぶことができ、マニュアル作成や報連相など、オンラインコミュニケーションのスキルが向上した。さまざまなツールに触れられた
複数の会計ソフトやツールに触れる機会が増え、仕事の幅が広がった。セキュリティ意識が高まった
情報漏洩のリスクやセキュリティについて強く意識するようになり、ITパスポート試験に合格するなどスキルアップができた。相談しやすい環境だった
フロントさんや他のアシスタントさんと協力しやすい環境が整っており、孤独感を感じることなく仕事を進められた。
◎困難に感じた点
自分から積極的に動かないといけない
在宅ワークでは自分から積極的に行動しないと、仕事が進まないことに大変さを感じた。自己解決力と判断力が求められる
仕事を進めるためにマニュアルや指示をきちんと理解し、適切なタイミングで自己解決をする力が必要だった。柔軟な働き方のイメージとのギャップ
仕事の時間が細切れになり、想像していた「柔軟な働き方」とは少し異なり、予想よりも時間が固定されていると感じた。
キャスタービズでの経験を積み、さまざまな学びを得ることができました。一方で、働く中で感じたことや新たな目標の変化もあり、半年間の稼働を経て、キャスターとの契約を終了することにしました。初めての在宅ワークとして契約を結ばせていただき、非常に良い経験ができたと思っています。
挑戦には不安もありますが、得られる学びや新しい働き方の可能性も大きいです。この記事で在宅ワークに悩んでいる方や、なかなか行動を起こせずにいた方の背中を少しでも押せたら嬉しく思います。
なお、契約終了の具体的な理由や収入に関する詳細は有料記事にて紹介しています。もっと詳しく知りたい方は、ぜひご購読ください。
普段はthreadsにて、オンライン事務としての働き方や採用、稼働に関するヒントを投稿しています。こちらもよろしければ覗いてみてください♪
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