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【妊娠初期】つわりのストレスが 鬼滅の刃・禰󠄀豆子ちゃんに救われた話
妊娠前から、妊娠初期では吐き気で相当苦しいことを覚悟していた。それでも気合いと根性で乗り越えて、パフォーマンスを維持しよう!と考えていた(体育会系の発想だ..)
妊娠初期は幸い吐き気も嘔吐もなかったが、いつも通りの日常生活を送れないことがすごくストレスだった。
妊娠初期の過ごし方
平日
私は会社員をやっているが、妊娠後、パフォーマンスが悪くなってしまった。
午前中は元気に仕事ができても、お昼を過ぎると頭の回転が悪くなる。
いつもなら、タスクの全体像や位置づけ、アウトプットのイメージが思いつくのに、何も出てこない。
頭の中のコンピューターの処理速度が0に近くなり、頭を使うタスクができなくなるのだ。
仕方ないので、PCや共有フォルダのファイル整理やメール、チャットの返信など、頭を使わないタスクで時間を潰すしかない。
期限が近いのに、頭を使わないと進まないタスクが残っている時は踏ん張るしかない。でも、頭の処理速度がほぼ0なので、ものすごく時間がかかる。
「普段ならもっと早く終わるのに。非効率だ!」と悔しさとよくわからない怒りにおそわれる。
そして、15時、16時になると体力の限界が来て、座っていることさえしんどくなる。おやつを食べてエネルギー補給して、定時まで頑張る。それすらできなくなる時は、早退。
帰宅後はなんとか着替えて、ソファの上で1時間仮眠をとってからシャワーやご飯を食べる。仮眠は欠かせないのだ。
休日
休日は3時間外出すると急に疲れ、立っていることすらしんどくなってしまう。
カフェで休憩してもしんどいままで、家に帰って横になって数時間寝て、ようやく回復する。
なので休日はほとんど寝て過ごすことが多くなってしまう。
〈ある休日の1日〉
朝8時に目が覚めてネットサーフィンしつつ目が覚めたら朝ごはんを食べる。10時に睡魔に襲われ、13時まで昼寝。
その後、昼食を食べたり外出など活動するも、16時にはくたびれて、18時まで昼寝。夕飯の支度をしシャワーを浴び、夕ご飯を食べ、適当にスマホをいじり、23時には就寝。
とにかく1日の半分以上寝てしまうのだ。
こんなに寝ていたら何もできない。
もっと遊びたい!仕事のための勉強もしたい!本も読みたい!
なのに寝てしまう。
いつもなら1時間仮眠すれば元気になって活動できるのに、と悔しくなったり、寝ている間に社会に取り残されたらどうしようと焦ったり。
イライラしたり不安になったり。
つわりが軽くても精神的に不安定なのだ。
禰󠄀豆子ちゃんを思い出した
ふと読んだ鬼滅の刃の禰󠄀豆子ちゃんと寝てばかりいる自分が重なるところがあることに気づいた。
禰󠄀豆子ちゃんは鬼になった後、人の血肉を食べる代わりに眠ることで回復するようになった。
妊娠中は何も活動していなくても体の負荷が上昇するらしい。
妊娠状態を維持するためプロゲステロンが増えて、ホルモンバランスが変化する
プロゲステロンが増えると呼吸が速く深くなり、体内の二酸化炭素量を減らそうとする
胎児の成長につれて子宮に送らなければならない血液の量が増えるから心拍数も増える
私はこれをカバーするためにひたすら眠るのだ。
とても単純だけど、これは私にとって天啓のような気づきになった。
帰宅後くたびれて仮眠する時や、妊娠中のマイナートラブルでイライラする時も「私は禰󠄀豆子ちゃんと同じなのだ」と思うと、不思議と心が穏やかになった。
さらに、妊娠中の体の変化や、それに伴う休息が必要な生活も受け入れられるようになった。上司と相談し、仕事の量を減らすことに対する抵抗感がなくなった。
最後に
つわりが軽いから妊娠前と同じ生活ができると思い込んでいたことが、苦しんでいた原因かもしれない。
妊娠は大変だという現実が抜け落ちてしまっていた妊娠初期を過ごしてしまったなぁと、今になって反省です。。
おまけ
妊娠初期に鬼滅の刃が急に読みたくなって大人買いしました。しんどくてソファで横になってる間、タブレットで鬼滅の刃を読んでました