見出し画像

【DREAM BOYS 2023】 ショウタと翔太を感じて

遂に本日、我が自担である渡辺翔太くんの主演舞台「DREAM BOYS 2023」が無事に千秋楽を迎え、幕を閉じました。
幸運にも舞台を見に行くことが出来ましたので、その時に感じた気持ちを綴っていこうかと思います。


結論から伝えると本当に素晴らしい舞台でした。
ラストから話してしまいますが、様々な苦難を乗り越えた演者の皆さんが、白く美しい衣装に身を包み登場する姿に、とてつもないオーラを感じて息をのみましたし、NEXT DREAMとTHE DREAM BOYSの楽曲の持つ力にも圧倒されました。リミックスは卑怯です…どうやっても感動します。
舞台から放たれるエネルギーが凄まじく、心が震えるってこういうことなんだと身を持って感じ、涙が止まりませんでした。
そして、その中心に立つ渡辺くんの輝きに満ちたご尊顔といったら…。渡辺くんを好きになって良かったと本当に心から思いました。
客席を見つめ堂々と立つ姿、演じきった晴れやかな微笑み、そして客席を舞うフライング姿。
涙を流すなというのが無理な話ですし、手がもげるほど拍手を送りました。
こんなにも私を含め多くの人を魅了する舞台に立ち会うことが出来て感無量です。

ここからは全体所感と印象に残っているシーンを掻い摘んで話をします。(国語IQ2のため表現力なければ誤字もあり話もあちこち飛びますし、海馬もゴミですので記憶違いやストーリーの順が前後します。悪しからず…。)



■全体所感

玉森くんの座長時代に観劇したぶりのドリボだったため、当時の自分の読解力の弱さ所以だとは思いますが、今のドリボにストーリーの分かり易さをすごく感じましたし、同時にミュージカル色が強くなってる印象も持ちました。
のちにパンフレットを見ると、光一くんが演出になってドリボをミュージカル作品として確立したいという思いを渡辺くんインタビューを通して知って納得。
またストーリーの肝であるショウタの人物像について、例年の主人公より柔らかいイメージで演じたいとあり、舞台上のショウタはまさしくそうであったなぁと思い出されます。
強さの中に優しさを感じるのではなく、優しさの中に強さを感じるようなそんな役柄だった気がします。
それって本来の渡辺くんに通ずるところがあって、本人の役を本人の意志で自由に演じることができる今回の舞台は、渡辺くんの内面を直に触れるような貴重な舞台だったと実感しています。

全体所感として、最後にストーリーの総括を自分の言葉で書きたかったのですが、パンフレットにあった7MEN侍の菅田琳寧くんの言葉があまりにも素晴らしく端的で分かり易かったため、インタビュー後半の全文を載せます。


“この作品では、登場人物同士が互いに誤解し合ってしまい、そこからいざこざや悲劇が起きてしまうことが描かれます。それは、現代社会の問題ともリンクしていると思いました。「何かに振り回されるのではなく、目の前の人を信じる気持ちを大切にしよう」という、今の時代だからこそより心に響くメッセージを、お芝居や歌を通じてお客さまにしっかりと届けたいと思います。”



もうまさしくこれです。ドリボってキラキラな夢物語な舞台かと思いきや、夢が閉ざされた人、夢を手放した人、夢を諦めた人、誰かの夢を自分の夢にした人…といったリアルな物語になっていて、そういった人達の想いを丁寧に描いた良い舞台だったなぁと思い出して泣いています。
また、琳寧くんが言う通り、渡辺くんの素晴らしい芝居や歌を受けて、今この瞬間の自分の気持ちや舞台に全力を注ぐ彼の気持ちを大事にしようと思えました。

パンフレットの話をさせていただくと、他Jr.メンバーの記事も本当に良くて、なんで渡辺くんがJr.の方々をサポートメンバーとしてではなくイチ演者として見てると言っていたのかが分かるインタビューだったので、気になる方は是非パンフレット手にとってみてください。10/1までだよ!←急なパンフレットの販促



■印象的なシーン

・桟橋
このシーンが1番好きなので初めに書きます。
本当に俺はこの選択で良かったのか、大切な人のために自分は何が出来るのか自問自答するシーンで、その内なる葛藤を激しく演じるのではなく静かに演じるのが印象的で、渡辺くんらしいなと思ったしそこが好きなところだなぁと改めて感じたし物思いにふける渡辺くんはシンプルに美しい。ため息が出ました。
そこに紫吹淳さんが登場し2人でデュエットを歌うのですが、もうそれが本当に本当に素敵だった。
ツイートにも書きましたが紫吹淳さんの少し低めの重厚感のある美しい歌声(おそらく下ハモだったと思う)と渡辺くんの透き通るような優しい歌声(主旋律)のハーモニーが綺麗すぎて…。
桟橋の端と端という少し離れた場所から歌う姿も素敵だったし、感覚としては月に照らされた海の水面がキラキラするようなそういうイメージ(伝われ)。今も心の中で煌めいてるシーンです。

・時計
ここも大好きだったけど上手く状況説明ができないので感覚で書きます。
瑞々しいコウキの歌声と大人なそっと寄り添うようなショウタの歌声が対照的。時計の針のように舞台装置が円を描き、登場人物が同じフレーズ?を歌い繋ぎ、要所要所にセリフが入っていたのもミュージカルっぽくて良かった。
歯車がかみ合うみたいなセリフ?に合わせてETのように宙を舞う自転車の演出が良く、その自転車バックに月とショウタのシルエットがあって絵面として本当に綺麗だった。

・宝塚レジェント達と翔太
鳳蘭さんもといエマさんと紫吹淳さんもといマリアさんの確執にショウタが巻き込まれ、3人で歌うシーンですが、これが本当に凄かった。煌びやかなステージでザ・ショー!をすごく感じました。分かり易く言うとビッグバンドビートみたいな(ディズニー頼りな俺)。
エマさんとマリアさんはビビットな衣装で何かに取りつかれたかのように歌い上げるのに対し、混乱に巻き込まれたショウタは質素な衣装で2人に翻弄され戸惑いを隠せずショーに見合わないような動きをするという対比が面白かった。もうやめてくれ!と懇願するショウタにも悶えました。
そして宝塚レジェンド2人のパワーしかない歌声が凄かった…。身体がビリビリするぐらいすごい歌声でしたが、それに負けない渡辺くんの声量!歌唱力!表現力!!!3人揃ったときの爆発的な歌声に私の血管はポンプのように動き始めて身体から煙が出るところでした。それぐらい迫力あるシーンでした。
歌の途中に台詞が入るような演出もミュージカルショーで最高でした。

・夢の中
ここも大好きで(それしか言ってない)、ショウタが人々から疑われエマさんが昔建てた小さな劇場小屋に隠れ少し眠ってしまうシーン。
その夢の中が仮面舞踏会のような素顔の見えない怪しい空間で、今のショウタの心理状態に見合ったシーンになっていてこの演出に感動した。
夢の中で仮面を被った仲間たちに俺はやってない!としきりに訴えるのが印象的で、実際に疑われたときは一言も発さず、ただ現状を受け入れて逃げるしかなかったのに対し、夢の中で声を荒げるショウタ。
本当の気持ちはコレなんだ…本当は俺じゃないって皆に伝えたかったんだ…でもそれをすることで大事な人の状況が悪くなるなら本当のことは心に留めるんだ…と思い胸が張り裂けそうだった。
そのあとですよ、渡辺くん、頭上から降りてきた2階席ぐらい上まで続くロープを腕1本で上りきるシーン。もう感激いたしました。こんな危険なスタントが出来る肉体に仕上げてきたという素晴らしさ。
落ちていくシーンは芸術のように美しかった。
そして畳み掛けるショウタのソロ曲ミディアムバラード。すごい高さのロープを登り切りそこから落下した直後のシーンなので息も絶え絶えながらの歌い出し。臨場感があって気づいたら涙が…。悲痛な叫びというより、己の苦悩との戦いのような、自分の内面と向き合うような姿だった。
「息もできずもがいている」の歌詞で全オタクが刺さったであろう喉を手でつかむシーン。漏れなく私もバッチリ刺さりました。表情も歌も何もかも良かった。

・シンタロウ
ここまで一言もシンタロウについて発してなかったのですが、慎太郎くん本当に素晴らしすぎまして、ここで一括で話させて頂きます。
まず風貌ですね。ショウタの真っ白お肌に対しチャンプの黄金色に焼けた肌。この対がすごく絵になっていたし、このワイルドなビジュアルから考えられないほどの甘くて切ない歌声。語尾のニュアンスかな?これが泣きたくなるほど切ない歌声で大好きだった。このギャップにクラクラしました。
シンタロウのアカペラから始まる曲も素晴らしく、シンプルに歌が上手すぎて驚愕でした。
あと1番好きなのはシンタロウの病がヒートアップし、その精神状態を医療服を着た無機質で恐ろしい謎の人物複数名に囲まれてコンテンポラリーダンス?のような表現で演じるシーン。真っ暗な空間にグリーンとパープルの怪しいライト、シンタロウの虚ろな目、不自然で違和感を覚えるような演出が表現方法として本当に好きでした。

・エマさんとショウタ
エマさんが本当の母親であると知ったときの渡辺くんの演技がとんでもなくて…。怒り、悲しみ、戸惑い、抱えきれない感情を前にした時の表現が秀逸だった。
渡辺くんの震える声が観客の涙をさそい、そういう舞台を制圧する力を持ってるなぁとも感じた。
エマさんがショウタの盾となり銃で撃たれたときの「母さん!」と駆け寄る姿もネクドリでエマさんの隣に寄り添って歌う姿も全部全部良かった。

・天国
ショウタが逃げ纏う中で聞こえるシンタロウの声。2階席ぐらいの高さまであるところからシンタロウの声に導かれて落下するシーン。
1階席前方だったためショウタの姿は見えなかったけど、スポットライトで照らされたシルエットが綺麗で、そこから落下していくとき仰向けに天を向きながら落ちていく姿も美しかった。
危険なシーンではあったはずだけど不思議とハラハラという気持ちにはならず、なんなら落下がスローに見えるほど天の世界に導かれていくショウタに魅了された。そしてシンタロウの声が優しくて全部引き受けたショウタを包み込むような優しさを感じた。
ショウタとシンタロウの「THE DREAM BOYS」は今思い出しただけでも涙が出るほど感動しました。泣きながらこの文章打ってます。
2人が向き合って手を取り合うシーンで泣かない人間はいないですし、取り合った手に額を近づけて泣き崩れるショウタを見て泣かない人間は人間ではありません(感動のあまりの暴言)。
悲しみに暮れるショウタに対し軽やかに旅立っていくシンタロウ、2人の絆を感じたところで流れるネクドリと亀梨和也のソロ曲「絆」のリミックス…。もう全人類泣くでしょ?光一いいよね?泣いても。
ショウタの最後らへんのセリフで『誰しもが大切な人を想って生きてる。そして絆が生まれるんだ』的なことを言っていて、渡辺くんを想い続けて生きていれば渡辺くんとファンとの絆も生まれるのかな…と。ていうか生まれてるよね?だってこんなに渡辺くんの素晴らしさが届いているもの…と思って涙が止まらなかった。



■最後に

まぁそんなこんなで冒頭に書いたラストシーン感想に繋がるわけですけれども、最後熱が入りすぎて支離滅裂でしたが、まぁ結論通り素晴らしい舞台でした。
そして歌舞伎からノンストップでドーム→ウソ婚→ドリボ(この最中ダブルダッチの練習もあり)と駆け抜けた渡辺くん、本当にお疲れ様でした。
こんなにも素晴らしい舞台を見せてくれたことに感謝ですし、最後までカンパニー全体で怪我なく何事もなく走り抜けてくれたことにも感謝です。

渡辺くんをこれからも全力で応援し、愛を持て生きていきたいと思います!
舞台後のお仕事は不明ですが、ゆっくりできる時間があればいいなぁと思います。サウナ行って美味しいもの食べてほしい。

翔太くん大好きだ~!!!!!!ビッグラブです!!!フォーエバーラブ!!!!




■余談

(思い出したら追記していきます)

・印象的シーンに漏れてましたが、なにもかも引き受けてやろうじゃねぇか!と赤い布を振り落して落下するシーン、ドリボの伝統芸能だけど、渡辺くんのこのシーン見れて最高だった。
・少年忍者4人のテレビデビューとコウキ入院のシーン。キラキラなステージの裏で蠢く葛藤が、舞台装置が動くことで感情のクロスのような演出となってて舞台って面白いなぁとしみじみ感じた。
・渡辺くん全然小さくない、むしろ威厳あって大きく見えた。やっぱすのーまんがでかいんだ。
・シンタロウのフライングを見つめる優しい眼差しのショウタ良かった…。
・渡辺くんに注がれる割れんばかりの拍手、嬉しかったなぁ。
・渡辺くんの舞台演技すごくいい。全身を使った表現力と遠目からでも分かる表情、発声も何もかも良かった。沢山舞台してほしい。特にミュージカル。女性とのデュエットもっともっと見たいです。なので外部舞台どうか…。
・両隣渡辺担、同じところで泣き同じところで感動し同じところで双眼鏡構えていたので、私だけじゃなくてこんなふうに人の心を揺さぶってるんだなぁと嬉しかった。
・主演舞台と発表された日が忘れもしない6月12日。東京ドームの参戦日で、参戦する緊張とドリボが重なってお腹痛すぎて情緒終わってたの懐かしい。あのときゾンビのように過ごしてた私にこんな素晴らしい日が待ってるよと伝えたい。
・夢の中のシーンでの紫吹淳さん本当に最高だった。頭上で男優姿で歌い上げるシーンとか圧巻すぎて心酔しそうだった。渡辺くん以外のシーンは紫吹淳さん双眼鏡で追いかけるほど夢中になってしまい、最後白いドレスで出てきたときはエグイ美貌とパワーで声出そうだった。宝塚さん怖い、本当に実際舞台見ると沼るこれは。1日で紫吹担になりましたし…。
・客席降りがあったんですが、すぐ傍を渡辺くんが通ったのでその景色を忘れないように描いた図。リングをまっすぐ見つめる姿は美しかったです。




いいなと思ったら応援しよう!