なんとなくというゆるさも大事
"なんとなく"は結構ネガティブに捉えられる事が多いと思いますが、私は最近この、なんとなくというゆるい感情を大切にしています。
中途半端な気持ちじゃダメだ。なんとなくでは続かない。などという人がいますが、私はそんな事は無いと思っていて、なんとなく興味がある、なんとなくやってみたい。そんな気持ちが大事だと思います。
なんとなく始めた事でハマる事だってありますし、大勢の人は大体の事を何となくから始めているのではないでしょうか?
意味は、はっきりとした理由・目的がないさま。
例えば、就職する時に志望動機は必ずと言って良いほど聞かれると思います。一部の人ははっきりとした理由や目的を持って答える事ができますが、私は大抵の人はそんなにはっきりとした理由はないと思っています。
直感的にこの仕事やりたいと思ったり、何か良いなぁというようなゆるい考えで仕事を選んでいる気がします。
私はもともとJR九州に勤めていましたが、志望動機の本音は単純で、一般的に評判が良かったから。しっかり理由を考えて面接で答えたのを覚えています。
面接でははっきりとした理由が求められるから、私のように、どうにか理由をつけて綺麗事を並べて答えます。
私たちは完璧主義のような固さを大事にします。
何かする時は準備をしっかり行い、テストでは100点を目指します。
また、仕事でもお客様に満足してもらうためにサービスの質にこだわり、それにより働く人にもクオリティが求められます。
このような固さはとても大切だと思います。
一方で、凝り固まった仕組みの中に生きづらさを感じ、仕事を辞めたり社会からはみ出てしまう人もいる事に目を向け、時にはゆるい考えも許す事も大切だと思います。
完璧を求めすぎるから失敗を恐れチャレンジ出来なくなります。最初の1歩に時間がかかっていて、結局踏み出せない状態の人も多いのではないでしょうか?
だから最初から"なんとなく"のような感覚でいた方が多くのチャレンジが可能になると思います。
批判があればその時考える、間違っていたらその時修正する。なんとなく始めて見て後から形にしていけば良いのではないでしょうか?
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