ソサイチの普及活動をする理由
ソサイチとはブラジル発祥の7人制サッカーで、
『社交的サッカー』を意味する『Football Society(ポルトガル語ではFutebol Society “フッチボウ ソサイチ”と発音する)』が語源。
日本ソサイチ連盟のホームぺージより
簡単に言うとサッカーとフットサルの間をとったスポーツです。
まずはルールと特徴を。
ピッチサイズ・・・サッカーコート1/4程度、またはフットサルコート3面分程度。
ボール・・・5号球でフットサルのようなローバウンドボール
ゴールサイズ・・・ジュニアゴールと同サイズ(幅5m × 高さ2.15m)
リーグ戦・・・20分ハーフ40分
ルール・・・オフサイド無し、交代自由など
サッカーのようにセンタリングやミドルシュートもでき、フットサルのようにテクニカルな場面やビーチサッカーのようなアクロバティックな場面もあります。フォーメーションやポジショニングによって戦術的な戦い方もできる所がいい所です。
オフサイドがない分、難しさを感じる場面はありますが、その分創造性も膨らませることもできます。
サッカーのフルコートでは体力的にはちょっときつい..
フットサルも好きだけど何か物足りない..
スピード感も保ちつつ戦術的に戦える楽しさも欲しい…
こういう人達も関わって楽しめるスポーツです。
コンパクトサイズだからおじさんたちがやっていてもスピード感が出る?から、観ている奥様も楽めると思います。
また、アンプティサッカー(上肢、下肢の切断障害を持った選手がプレーするサッカー)も7人制、コートサイズ、試合時間なども競技性が似ていている事と、小学生のジュニアサッカーも8人制という事もあり、アンプティサッカーとソサイチのコラボ、ジュニア対シニアなどもあって良いと思います。年齢や障害の有無に関係なく、繋がり、楽しめる可能性がソサイチにはあります。
また、リーグや大会には、審判、スタッフなど運営の方々がいて、日程の調整やゲームのアナウンス、音響の演出なども行っています。ソサイチを盛り上げようと、人と人が関わりスポーツをする、観る、支える人たちで繋がる様子を近くで観ることができ、多くを学び、感じることができます。
今はソサイチに関わり、人とのつながりの中でビジネスを学ばせて頂きながら、新たなチャンスを頂いています。
そのチャンスについては今後の記事でかこうと思います。
このような人と人が繋がるコミュニティが街中に沢山できる事で学びが増え、新たなビジネスなどを学ぶきっかけにもなり得ると思います。
サッカー選手の現役としての平均寿命は2、3年と言われ、また、平均引退年齢も26歳と言われるほど短く、1度も出場機会を得られず、名前すら知られることなく引退していく選手も多くいます。表舞台に立って活躍し続ける選手はほんの一握りで、セカンドキャリアを意識することにより引退を選択するケースもあると思います。
スポーツに情熱を注ぎ、多くを費やしてして努力した時間が社会で取り残されはような事はあってはならないと思いますし、プロとして活動してきた人なら尚更、より研ぎ澄ましてきた感覚は社会で生かされるべきです。
今後はアスリートの価値は確実に高められると思います。
将来的な不安からサッカーで生きていく選択ができず、高校や大学で夢を諦めてしまう人も多くみてきました。
プロを目指す人はサッカーを続けますが、そうではない人達は高校、大学進学と共にサッカーを辞め、社会人となれば更に多くが辞めていきます。サッカーを辞めるか続けるかのゼロイチの選択になっているのをソサイチが救い、いつまでも熱くなり戦える場所を作りたいです。
サッカーで飯を食べていくのは厳しい、たとえなれたとしても辞めた後がないと、私自身もよく言われたものです。
人生は選択の連続。
大学卒業と共に就職。会社員という選択。会社員の経験はプラスに考えつつも、やはり後悔してしまうこともあります。
私と同じような境遇の人は多いと思います。
"ソサイチ"は
プロを諦めた人
プロを引退した人
年齢的な問題
進路による問題
など、サッカー界からこぼれ落ちそうな人を救い上げる手段になり得ると思っています。
私はfoot ballが好きです。
フットサルもサッカーもビーチもソサイチやジョーキーボールなどのマイナースポーツも。
コンパクトサイズで且つサッカーのように誰でも楽しめる環境が街中に沢山出来れば、フットボール界は確実に盛り上げられると思っているので、ソサイチの魅力を今後も伝えていきたいと思います。
次回からは自分の生活の様子をお届けしていこうと思います。
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