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75年 2020.08.15
朝がきて目が覚めて、当たり前のように一日をスタートできる。
当たり前のように見えることが、実は当たり前ではなく。また次の日を迎えられることが、どれだけありがたく、恵まれていることか。
ワタシの父は戦前生まれ。母は終戦の数ヶ月後、長崎県で生まれ育っている。
母方の親戚に『被曝者手帳』を持つ人が当たり前のようにいたワタシにとって、08.15は毎年、他人事ではない。物想う日。
今日は、終戦記念日。記念日、という呼び方が適切なのかどうか、いつも不思議に感じてきたけれども。
敗戦の日。世界で唯一の経験をしている日本だからこそ、本気で平和を追求できる。戦没者の方々の御冥福を心からお祈り申し上げるとともに、もう、どんなことがあっても、戦争はするべきではないと、胸を張って言える。
いま、毎日を過ごせていることが、決して当たり前のことではない。生き延びてつながった命と、生かされているいまに 感謝して、いまを生きるのみ。
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