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MGL週報 #43 - やり残しの回収など

このエントリはゲーム開発用フレームワーク「MGL」の開発記録です。MGLはzlibライセンスの下に無償で提供されています。



今週の作業内容

タスクシステム関連のドキュメント作成+α

本当はセーブデータ関連のドキュメントを先に作るつもりでしたが、次のアップデートで最重要な機能に優先的に着手することにしました。

とりあえずAPIリファレンスから……と思ってソースコードを眺めたところ、色々と粗が目立っていたため先にちょっとだけ整理。更新に次ぐ更新を経たせいで結構荒れていたようです。

ドキュメント化の作業中にも修正は随時行いますが、そういった小さな作業をユーザーストーリーに登録すべきなのかは微妙なところ。今回は試しに登録して進めましたが、やらなくても良かったような気もしました。こういう進め方のノウハウも試行錯誤によって蓄積していきたいところです。

タスクシステム関連のドキュメントはAPIリファレンスの量は少なめですが、厄介なのはその後の使い方の説明。量の問題以上に、ちゃんと分かりやすく説明しないと全てが台無しですからね。

やり残しの回収準備

詳しくは後述しますが、ここ最近はこの作業がメインになっています。


やり残しの回収

MGLのドキュメント化の作業と並行して、中途半端な状態で放置されているゲームの開発を本格的に進めるべく準備しています。以前にお話しした、2年ほど前に作業配信と共に作りかけていたゲームです。これを本格的に進めるかは実は結構悩んでいたのですが、やっぱりある程度形にしてさっぱりしておこうかなと。

ひとまず、当時作っていたメモ書き程度の資料の中に作業手順があったため、Taigaに新規プロジェクトを作成してこれを一通り登録。この手順通りにタスクを消化していけば、とりあえず通しでプレイできるくらいには出来上がるという想定だったはずです。そのタイミングをいわゆる「アルファ版」として、その後の方針を決める予定でした。

それに加えて、作りかけのグラフィック素材も再整理。当時はPixelmatorというソフトを使ってドットを打っていたのですが、これが上位版のProに移行したタイミングでドットを打つのが難しくなってしまったのですよね。元々そういう用途のソフトではないため無理もない事なのですが。今はドット打ちはAsepriteに移行しているので、それ向けに素材を移植しています。

それと、これは今でもやるかどうか悩んでいますが、作業配信の環境も念の為に再整備しておきました。OBSの「配信開始」ボタンをポチッとやればすぐに始められる段階まで準備してあります。

この作業配信、MGLを用いたゲーム開発の実演としてもそれなりに意味がある気はしているのですよ。問題は私のトーク力が極めて乏しく、動画コンテンツとして全く魅力的にならないという点なのです。これもこの週報と同じで、続けていれば一定の価値は生まれるとは思うのですが、それでも心理的なハードルの高さは感じています。

とりあえず、整理したい資料やリソースがまだいくつか残っているので、それらを片付けながら次の一手を考えることにします。


その他

地味な作業が続くと週報の内容が薄くなってしまうのがちょっとした悩みです。作業配信の環境整備なんかは記事のネタになりそうな気がしましたが、いかんせんMGLとは無関係なんですよね。

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