MGL週報 #65 - 今後の予定あれこれ
このエントリはゲーム開発用フレームワーク「MGL」の開発記録です。MGLはzlibライセンスの下に無償で提供されています。
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コロナ罹患という番狂わせによって作業がグダグダになってしまっているので、直近の予定について一旦仕切り直す事にします。
MGL 1.1.13について
現在準備中のバージョンであるMGL 1.1.13については、当初の予定通り今月中リリースを目標に進めています。ですが、ドキュメントをきちんと整えた状態でのリリースは難しそうです。
仮にドキュメントの対応が中途半端な状態だったとしても、リリースだけはいつでも行えるよう準備を進めています。そこから月末までに可能な限りドキュメントを整え、間に合わなかった部分に関してはリリース後にアップデートしようと考えています。
必要最低限の準備であればもう残り作業は多くはありません。公開中の各種エクステンションの互換性が無くなるため、その辺の対応が必要なくらいです。
また、前回お伝えした(もう結構前になっちゃった)gccでコンパイルが通らない問題ですが、今回は間に合いそうも無いため対応を見送る予定です。定数式にできない問題をどうするかの解決案がまだ思い浮かばないのと、作業環境として準備するつもりだったLinux PCがまだ用意できていないためです。Linuxについては他にも手段はあるのですが、オープンソース系のデスクトップ環境をここ数年触れていないので久々に触ってみたいという理由もあります。
そんなこんなで、1.1.13のリリースは今月末くらいになる見込みです。私のやる事なので前後する可能性もありますが(前倒しは無いと思いますが)、大きくずれ込むことは無いよう網を張っておきますので多分大丈夫だと思います。
MGL 1.1.14の予定
リリース後の1.1.14はどうするのかというと、多分また地味な内容になると思います。具体的には……
1.1.13で対応しきれなかった問題への対応
実際に使用してみて問題の洗い出し
がメインになると思います。
特に重要になるのが問題の洗い出しのほうで、ここで言う「実際に使用してみて」とはつまり、実際にMGLを用いてゲームを作ってみないと分からない事が積み重なっているよね、と言う事です。
これはMGLの公開当初からずっと述べている事ですが、この手のフレームワークは使わなければ育たないし、育っていなければ使われません。一方で、普段テストに用いているのはリリース済みのゲーム1つと、中途半端に作りかけのゲーム2つのみです。これではあまりにも死角が多すぎるでしょう。
これは本当は1.1.13の試験として行う予定で、そのために作業配信の準備をしていたのですが、何だかんだで始められずに今日に至っています。そろそろ本腰を入れないとダメだよねと、自戒の意を込めてここに書いておきましょう。
それとは別に、新規に入れたい機能や改修したい内容もそれなりに増えてきています。優先事項は先述した2点ですが、必要であればそちらにも着手するかもしれません。
その他
作業配信も早めにとは思うものの、今はコロナの咳が残っていて話すのが難しかったりします。普段は大丈夫なのですが、会話を始めると咳が止まらなくなる感じ。
事ある度に上手くいかない状況が続き、精神的なハードルも高くなりつつありますが……まあ、こればかりは行動に移さなければ解消できないでしょう。
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