知床 暮らす モモンガ その24
私たちの住む家の すぐ横の樹に 棲みついた エゾモモンガの 暮らし 2017年 2月上旬・中旬
(Photo 流氷1・30・28・他31・写展5・29・34)
写真 流氷1
2月に入り流氷もやって来た知床。写真はウトロで三角岩と呼ばれている港にある岩。流氷が見られるこの時季は毎年ワクワクな時。さて家横に棲みついているモモンガ達はどうでしょう。
写真30
巣穴近くでの食事
冬の間モモンガ達が家横の樹に棲みついて、
2年目のシーズン。
1年目と同じ3匹で始まった
前年の初冬からの共同生活。
年明けと共に1匹いなくなり、
2匹の生活へ。
2月に入った上旬のある日、
日の出時間は6時30分前。
夜明け前のまだ薄暗い時間、
巣木に帰ってくるモモンガ達の様子を見始めた時、
近くの木の上方の枝に、妻が見つけたエゾフクロウ。
しかも食事中。。。。。。
もしかして食べられた?!
1月初め、3から2匹、そして2月上旬に、2から1匹へ。
家横の巣木で1匹で生活する事になった
このモモンガ、
フクロウがいたその日以降、
危険な夜明け前の時間帯を避けて、
夜明け後明るくなってから、
巣木すぐ近くでの食事が、
しばらく続いた。
また私達が見ている時は、
人がいると天敵が来なくて安全、という事なのか、
人を上手く利用して?
結構近くで朝寝る前の食事をしてくれた。
そう、かなり近くで緊張していない、
リラックスした食事中のモモンガを
見る事が出来たのです。
写真はその中の一枚。
この時の気温はマイナス5度ほど。
写真 28
巣穴近くでの食事
一つ前の写真の続き。
私の近くでのリラックスした食事の様子。
写真 他31
危険な時間帯を避ける
1匹になってしまった家横の木に棲むモモンガ。
前の写真から6日後、
時間をずらして、朝明るくなってからの食事は続く。
ケヤマハンノキの花芽を取りに枝先へ、
ここでも少し食べる。
写真 写展 5
危険な場所を避ける
ハンノキの枝先から取ってきた、
花の冬芽を
巣木近くの安全ないつもの定位置で
落ち着いて食べる。
もう周りは明るい。
気温マイナス5度ほどの早朝
2月中旬、2017年
1匹になっても淡々と生きていた
モモンガ。
この写真は、知床暮らすモモンガ、2年目シーズンのタイトルに使用しているものと同じです。
写真 29
モモンガ最初の写真から7日後、
早朝へ時間をずらしての食事はまだ続く。
この時も私は結構近くで見てます。
私の背の高さほどの場所の
細い小枝に乗っかって、楽しそう。
写真 34
この格好でも食事
前の写真の続き
この細枝に乗っかって、冬芽を食べるこの姿。
食べる姿に決まりはないけど。。。。。
1匹になっても、利用出来るものは利用し、
気をつけて、普通に毎日の生活をしていた、
モモンガ、
野生の生き物の、生きる力はすごいな。
2月中旬の朝 2017年。
1匹で巣穴の中は、寒くなかったのかなぁ?
^_^
今回は24回目ですが、その 1〜23回目を見てみたい方は、
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よろしくお願いします。 ^_^