かざられた写真
創価学園は、小学校から高校までが東京と大阪にそれぞれ設置されている。
あとで知ったが、雰囲気は東京と大阪では随分違うらしい。
私が書くのは、当たり前だが私が通った大阪(関西)の方についてである。
知っている人も多いだろうが、学園の創立者は、創価学会第三代会長池田大作先生だ。
関西学園には、教室ごとに池田先生と奥様の写真が飾ってある。(東京にはないらしい)
教室だけではなく、廊下や食堂にも。
生徒は写真に対して手を合わせたりなんてことは、しない。ただ、そこに飾ってあるなんてことない写真だ。
私も、これに対しては特段違和感は感じなかった。その一方で、池田先生の存在は関西学園においては非常に、非常に大きい。
写真が常に目に見えるところに飾ってある事実は、先生の存在の重要さ、不可欠さを無意識レベルで理解するには十分だったと思う。
私たちは、行事や学園生活の中で何か立ち向かうべき困難があると「池田先生が見守ってくださってるから頑張ろう」といったフレーズをよく使うが、まさにその通りである。
行事といえば、学園には三大行事というのがあって、7月17日の栄光の日、10月10日の情熱の日、そして11月18日の英知の日である。
情熱の日以外は創価学会の記念日に基づいた行事で、中でも私が大嫌いだったのが、栄光の日だ。
次はこれについて、書いてみようと思う。
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