水を初めて飲む少年【コント脚本】
【注意】この話はフィクションです。
楽しむ目的で読んでくださいな。
※登場人物:少年(エース皇命)
――少年は水の入ったグラスの前に座り、不思議そうに眺める。
皇命「これが……水?」
皇命(神話の伝説にあった……水という、透明な液体……綺麗だ……)
――顔をとろけさせ、狂ったように水に見入る。
皇命(今までコーラしか飲んだことがないからなぁ。飲む前に、味の予想くらいはしておきたい。甘いのか、辛いのか……それとも……)
――グラスを持ち上げ、軽くゆすってみる。水を傾けながらも、ギリギリのところでこぼれるのを回避。
皇命(砂のようにサラサラしてるぞ。まさか、これは新種の砂か? 彼女は健康のために砂を飲んでるって言っていたし……ああ、その砂ってこの……水のことかな?)
――手で仰ぎ、上品に匂いをかぐ。悪くない、というような表情。
皇命「素晴らしい。アクア(水)のような香りがする」
――狂気的な微笑みと共に、水を口に運んでいく。ゆっくりと流し込まれていたかと思うと、一気にスピードを上げ、グイッと飲み干してしまう。
皇命「くはぁぁああ」
皇命(今まで飲んだ中で最高の一杯! 至福! これを……えーっと……水! 水か! 名前が複雑で忘れるところだったが、とりあえず、この水を発明した人はノーベル賞だな)
――再びグラスに水を注ぐ。
皇命(飲み始めたら止まらないなぁ。よし、友達にもこの水とやらを布教しよう!)
――以後、エース皇命の薦めにより、この世界では『水』が大流行するのだった。
いかがでしたか。
エース皇命による、エース皇命のための脚本です。
YouTube動画の台本として作成しました。
↓↓↓ ショート動画はこちらから!
今後も面白い脚本及び動画を作っていくので、フォロー、スキ、そしてYouTubeでのチャンネル登録、いいね、よろしくお願いします!
小説家になろうはこちらから!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?