なろう作家が「小説家になろう」で人気の作品を紹介! アニメ化作品も多数!
やあ諸君、エース皇命だ。
小説家になろうやアルファポリスで、日々作品を投稿している作家である。
今放送されているような人気アニメも、実はなろう出身なんてことも多いが、その中でも、僕がオススメする作品をいくつか紹介したいと思う。
『転生したらスライムだった件』
小説家になろうといったら、転スラでしょ!
小説家になろうを知らない人でも、名前くらいは聞いたことがあるはずだ。頼むから、聞いたことがある、と言ってくれ。
なろう界では王道である、異世界転生ファンタジーというジャンル。
今でこそ、いわゆる「ありきたり」という風潮があるが、転スラはそのブームの先駆けともなった作品だ。
転生系は読まない、とかなんとか言う者もいるそうだが、かく言う僕も、最初はまったく興味がなかった。
現地主人公の王道ファンタジーが好きだったので(勿論今も好きだが)、異世界転生はどうしても邪道、というような気がしていたのだ。
だが、こだわりは捨てた方がいい。
詳しく知らないまま、それを批判することほど愚かなことはない。
転スラの面白いところは、やはり仲間が増えていくところだ。
昨日の敵は今日の友、と言うが、最初は敵対していた相手とも、のちに仲良くなる、というか、主人公が作った国の仲間になるという展開。
主人公であり、スライムであり、転生者のリムルは、いわゆる最強主人公。
超強いので、多くの魔物から慕われ、尊敬を集めている。
主人公が強過ぎると、物語が単調になって面白くない。
そう考える人もいるし、僕も大方賛成だ。だが、この作品にはちゃんと、リムルに壁が用意される。
系統は主人公最強系なのかもしれないが、作品が進んでいくと、最強、というわけではないのだと気づく。
仲間も増え、どんどん強くなっていく展開もまた、見どころのひとつだ。
エース皇命の推しは……ゴブリンのゴブタ!
意外かもしれないが、僕の推しはゴブタだ。
彼を知っている人なら、彼の魅力を理解してくれているだろう。
ネタバレはしないので詳しくは言わない。
だが、もし君がまだ転スラを読んだことがない、観たことがないのなら、ゴブタを知ると世界が広がることを約束しよう(僕は何を言っているんだ?)。
ラノベ初心者は、まず転スラから入るのも悪くないのかもしれない。
『陰の実力者になりたくて!』
全ての中二病に薦めたい、最強主人公もの!
こちらもまた、異世界転生。
おいおい、またかよ。
そう思った君、申し訳ない。こうして紹介する手前、僕が読んでいる作品しか紹介できないのだ。
いずれはオールジャンルの作品を読みたいと考えているので、それまで気長に待っていてくれたまえ。
さて、この作品のテーマは……いろいろあると思うが、僕が思うに、「中二病」だろう。
ふむ、実に興味深い。
人類が必ず通る道。
避けては通れない。そして、その中二心こそ、世界を動かしている。
努力で成り上がった主人公シド
成り上がった、という表現は正しくないかもしれないが、主人公は努力家だ。
壮絶な過去があった、とか、魔王への復讐を誓った、とか、そういう理由で努力しているわけではない。
この物語の根幹にある中二病こそ、その努力の原因だ。
主人公シドは、物語に陰ながら介入し、実力を見せつけていく、「陰の実力者」になりたい。
ただそれだけ。
陰の実力者へのおぞましいほどの憧れと執着が、最強の中二病主人公、シド・カゲノーを作り出したのだ。
エース皇命の推しは……勿論シド!
推しのキャラクターは誰ですか、と聞かれて、主人公を答える人は意外と少ないように感じる。
それは物語を深く感じ、愛している人ほど、そういう傾向がある気がする。
主人公が大好き、というのはもはや前提となっていて、我々は「主人公以外」という条件を勝手につけて話をしている。
だが、この物語に関しては、圧倒的に主人公シド(シャドウ)。
小さくて可愛いキャラが好きな僕としては、意外な結果だ。
変わり者の主人公っていうのは、どうしてこう、最高なんだ! 恋愛に興味がなく、ただ自分の理想に向かって努力を重ねる、中二病患者!
僕の琴線に触れまくりだ。
ちなみに、僕が主人公を1番の推しにしている作品を少し言うと、『シャーロック・ホームズ』や『岸部露伴は動かない』、『勇者学園の西園寺オスカー』といったところ。
主人公に癖があり過ぎると、それに翻弄される周囲の登場人物たちも、さらに魅力が増すものだ。
今回はこれで以上! まあ、読んでくれ
僕がオススメしたということは、相当面白いということだ。
陰実は万人受けするのかどうかはわからないが、中二病は絶対に読むべし。
それに、男子だけでなく、女子が読んでも面白いと思う。
転スラは男性からも女性からも超人気だ。
キャラがかっこいいし可愛いし、いろんな種類いるからかもしれないし、主人公のリムルが中性だからなのかもしれない(元々は男)。
僕も作家として、いろんな人に愛されるような作品を書いていきたいと思っている。
昨日までエース皇命を知らなかった君。
きっと明日には世界が変わっているはずだ。なあに、今にわかる。
それでは、さらばだ。
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