【学生必見!】国際協力NGOのインターンを通して見えたこと~インターンインタビュー第3弾~
こんにちは、ACEでインターンをしているすみれです。
今回お話を伺ったのは、私と同時期にインターン生としてACEに入った大学院1年生の桃李さん。彼女がACEでインターンするきっかけや彼女のバックグランドを紐解いてみたいと思います。
小さな思いからの大きな一歩
すみれ: 桃李さんがACEでインターンを始めたきっかけについて教えてください
桃李:自分の大学院の研究のためにもACEのインターンを通して知見を得たい!と思ったのがきっかけです。
自分の大学院での研究テーマが「ガーナのカカオ産業の児童労働」についてで、これがACEのパーパスと似ていたんですよね。実際に学部で児童労働について論文を書く時にもACEの報告書などは参考にさせていただいてました。なので学部生時代からACEの存在は知ってました。大学院では児童労働について研究しているため、ますますACEの存在が自分の中で大きくなっていき、実際に働いて活動を体験してみたい!という想いを抱きました。本当に小さな思いがインターンで働くきっかけになりました。
限られた文字で伝えるその難しさ
すみれ:実際にどのような業務をしていますか?
桃李:SNSを通して日本の中高生の世代に対して働くことに関しての意義や問題に対しての対処法を情報発信しています。子どもの権利条約の内容をリサーチしたり、日本国内の子どもたちの労働について調べていたりもします。
午前中は、担当のスタッフの方と業務に関するミーティングをします。そして午後にミーディングで話したことをネットで調べて、児童労働や日本の労基法と絡めて発信する文章や画像を作ったりしています。
インターンを通して、相手に伝わりやすい文章の書き方を培うことが出来たのが大きな収穫です。例えば、SNSでは中高生に向けて発信するのですが、限られた文字数の中にどのようにして効率よく伝えたい言葉を入れるのか、本当に難しいんです。長すぎてもだめだし、短すぎると簡潔すぎる。うまく中間のような文章を書くのにすごく苦労しました。ですが、業務をこなしていくなかで、このキーワードを入れたらうまく相手に伝わるだろうなという風に要領をつかんでいけるようになりました。業務を通して、要約力が鍛えられました。
子どもたちの視点から考える
すみれ:桃李さんは児童労働について学部生時代から現在に至るまで研究されているとのことですが、児童労働についてどう考えますか?
桃李:個人的に、児童労働の定義が西洋・欧米前提の価値観のため、児童労働をいいか悪いかという善悪の2言論でとらえがちだと思っています。一番大切なのは、本人意見が反映されるような、子どもたち当事者の本人の意見を考えることが重要だと思います。子どもたちの目線で物事を考えることでアプローチが寄り添ったものになるのではないかなと。
やらぬ後悔よりやる後悔
すみれ:最後に、これからインターンを始めようかなと考えている人や、同じ世代の人へ一言をお願いします!
桃李:ちょっとでもやってみようかなと思ったら、積極的にトライしてみてください!やる後悔とやらない後悔は絶対に後者の方が後悔します。
もし失敗しても挑戦したことが価値あると思っています!挑戦しないと何も始まらないので!!
以上、インターンすみれによるインタビュー記事でした!ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございます。また会える日まで!
ちょこっと編集後記
本日インタビューした桃李さんですが、大学院生ということでその生活スタイルを教えてくれました!大学院という場所がどういうものなのか、参考にしてみてください!
桃李さん曰く「発表と勉強で忙しい、学部生の時より忙しくて、週一で徹夜している」とのことです!週一で徹夜?!驚いた方もいらっしゃると思いますが、ご安心ください。
「授業の密度が濃い分そうなってしまうけど、研究室のクラスメイトのみんなとその分仲良くなってクリスマスパーティーなどしたりしてます。学校生活は大変ですが、日常は充実していますよ😊」とかわいい爽やかな笑顔を見せてくださいました!
学生生活でかけがえのない仲間を見つけることができるのはうらやましすぎる!私もクラスメイトと研究室のような場所で新年会みたいなものをしたくなってきました!