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国を越えて愛される温泉の香りとは

肌寒い日も増えてきましたね。そんな日は、ふとあたたかな温泉が恋しくなります。
最近サウナも流行っていますが、私はやっぱり温泉が好き!
秋の紅葉を見ながら入る温泉とか、雪見温泉とか...乙だなあと思います。

今回はこの季節に恋しくなる、温泉の香りについてお話します。

温泉の香りとは?

温泉地の近くに行くと「ああ、この香りだ」と感じる、独特の匂いがありますよね。温泉の香りは多くの場合、温泉水に含まれる硫化水素によるもの。温泉が湧き出る土地に含まれる成分や温泉周辺の樹木などの環境によって様々な香りが混ざっています。そのため、よーく嗅ぐと温泉によって絶妙な香りの違いがあるんだとか。

自然由来の香りなため、化学的に作られた香水とは違った、安心感と包容力があります。

香りを嗅ぐと、その時の記憶を思い起こしやすいと言われていますが

温泉の香りは、温泉につかりながらふう~と気を抜いた時が思い出されて個人的にとても落ち着きます。

おとなりの韓国の温泉文化

温泉といえば、日本の文化!だと思っていたのですが、世界各国で温泉が愛されていると調べるなかで初めて知りました。
今回は、せっかくなのでおとなりの国、韓国の温泉文化を覗いてみたいと思います。

韓国の温泉文化は、リラクゼーションや健康促進を重視した独自のものです。韓国では、温泉やサウナは日常的に利用され、特にチムチルバン(찜질방)は、温泉文化の象徴とも言える場所です。

◎チムチルバンとは

チムチルバンは、韓国のサウナ施設で、温かい石の床やサウナ、冷水プール、さらにはリラックスできる休憩室などが整った、まさに「癒しの空間」です。多くのチムチルバンでは、温熱療法に加えて、韓国の伝統的な「汗蒸幕(ハンジョンマク)」が特徴で、岩盤浴のような感覚で体を温めることができます。
チムチルバンは、家族や友人と一緒に訪れることが多く、食事を楽しんだり、リラックスしたりする場所としても人気です。韓国では、健康のためにサウナや温泉施設を利用することが一般的で、ストレス解消やデトックスを目的に訪れる人が多いです。

◎よもぎ蒸しとは

最近日本でも、聞くことが増えた「よもぎ蒸し」(ヨモギマル)は、韓国で古くから伝わる民間療法です。

よもぎやその他の薬草を煮出して、その蒸気を浴びることで、体の内側から温まります。以前、韓国に行ったときに体験したことがありますが、よもぎの独特の清涼感と、少しスッとした香りを感じられる時間でした。
よもぎには抗菌作用や血行促進作用があり、冷え性改善やリラックス効果が期待されます。よもぎ蒸しは、通常、専用の椅子に座って蒸気を浴びる形式で行われ、体全体を温めながら汗をかくことができるため、老若男女幅広い方々に人気があります。

リラクゼーションだけでなく、健康維持や美容にも効果があるとされ、日常生活に溶け込んでいる韓国ならではの癒しの空間です。

おわりに

いかがでしたか?
調べてみると、日本だけではなくおとなり韓国にも独自の温泉文化があったりと新たな発見がありました!
各国の温泉の香りを楽しみに、現地にもいつか足を運んでみたいものです。

また皆さんに素敵な情報をお送りできるよう、広く香りについて情報収集していきます!

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