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マリオRPG・スーパージャンプ100回達成まで
スーパーマリオRPGのやりこみ要素として「マリオのスペシャル技・スーパージャンプを100回連続で成功させる」というものがある。
2023年にリメイクで発売された作品でそれを達成したので、そのメモを残しておく。
チャレンジ振り返り
シナリオはクリア済みだが、そこでは最高13回しかできなかった。
SFC作品も経験済みだが、そこでも似たような感じだったので、この機に練習してみようと思った。
いきなり根詰めてやってもアレなので、30-60分の練習を何日か続けてみて手応えがあったら続けようと思っていたが、その実感がちゃんとあって最終的には約4時間で達成することができた。
成功したひとの解説は事前に見ていたが、初歩的なコツの話のみであることが多く、13回から100回まで飛躍するイメージを持ちづらい。
ただ、自分でやった限りでは100回成功させるまではいくつかの過程があると感じた。ので、その一例を練習過程として記載しておく。
どこかでこれはメンタル勝負だと言ってるひとを見たが、個人的にはフィジカルだと感じた。
練習過程
1.練習しやすい環境を整備する
具体的には下記の2つだろうか。
・練習台の敵を決める
・「あのころにもどりたい」を入手しておく
練習台としては、どろぼうロードのトゲへいを選ぶのが一般的とされている。
トゲへいはジャンプ攻撃が無効なので、失敗してもすぐ挑戦できることが一番のメリット。また、連続ジャンプ成功時には火花(星)のエフェクトが出るのだが、リメイク作品では無効の場合にそれが発生しなくなったので、見やすいという理由もある。
1戦闘で最大3匹出現するトゲへいのどれを練習台にするかは、画面のどこを見てタイミングを計るかによるだろうか。
例えば、マリオとトゲへいが重なる影を見ていたひとは影が画面に映りやすい一番左を選ぶだろう。自分の場合はマリオが着地する瞬間を見ていたので、マリオの最高到達点が画面に映りやすい一番右を選んでいた。
また、カエルコインで入手できる「あのころにもどりたい」があると練習効率を良くできる。
リメイクでは何度でも使えるようになったこのアイテムは戦闘を最初からやり直す効力を持つため、FPを回復する手間を省くことができる。
2.目標20-30回:タイミングを覚える
まず最初に覚えなくてはいけないのはボタンの入力タイミングである。
マリオが敵を踏みつけた直後の3F、と言われるがこの辺りは多くのひとが語っていて動画などもあるので、そこで確認できるだろう。
自分の場合は、最高13回だったのは入力タイミングを正しく理解できていなかったからだった。そこから1時間練習して20回越えが3回・30回が到達が1回だった。
確実な進歩ではあるが、この段階ではまだ100回到達できそうな実感は全くなかった。
3.目標40-50回:目を慣らす
タイミングを理解して最初の壁は突破したものの、30回以上続けるのは難しいと感じた。
特に眼。タイミングを計るために凝視するので、瞬きが重たくなってリズムが乱れたりゲシュタルト崩壊が起こる(自分は3秒瞬きをしないだけで辛いレベルのドライアイなので尚更)
これに関しては、最高記録を伸ばせなくてもとりあえず回数を重ねた。敢えて間髪入れずに続けることでゲシュタルト崩壊に慣れようという取り組みである。
30分練習の3回目くらいになると、遂に目が慣れ始めた。ゲシュタルト崩壊に慣れたというよりは今まで一点凝視だった視界がその付近をぼやっと見れるようになった感覚である。
ドライアイ自体は改善していないが、凝視していないので、重たい瞬きも少なくなった。
これで安定感が上がって上振れたら50回を出せるようにはなった。大きなブレイクスルーである。
4.目標60回以上:指を慣らす
あと課題に感じていたのは指の感覚である。
タイミングに合わせてただボタンを押すだけだが、それを100回同じように続けるのは難しい。
まあこれもひたすら練習していくしかない。
正直成功するまでに身についた感覚はあまりなかったが、こんな部分を意識していたということだけ列挙しておく。
・コントローラを持つか置くか
・コントローラの握り方
・どのボタンを押すか
・指をどの程度を曲げるか
指を慣らす目的で練習に取り組んでいたが、ここまでやっていると、ジャンプの途中で「今のコマンド成功してるけどちょっと早かったな」みたいなことが感じられるようになっていた。
なので、そこから誤差を修正することも行った。結果的に成功したのはこの技術を習得したことの方が大きいかもしれない。
まとめ
結局のところ、ひたすら練習するしかない。
ただ、何かを掴んだら急に100回できるようになるわけではなく、少しずつ進歩していく過程があると感じられた(個人の経験則ではある)
タイミングを見極めてボタンを押す作業は自分の感覚と動作を整える作業であり、フィジカル的な技術だと感じた。
100回チャレンジ中は回数が伸びるにつれてプレッシャーを感じるかもしれないが、確かな技術が身につけば慌てたり焦ったりする必要はないので、まずは技術をものにする意識で取り組むのが大事だと思った。