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茅原実里の河口湖に行かない選択

今年も8月上旬の土日は茅原実里のライブが河口湖ステラシアターで予定されている。
自分にとっても恒例のイベントで、コロナ禍で開催がなかった2020年を除いて12年連続で通った(活動停止していた2022年も含む)。

しかし、今年はそれには行かない選択をした。
理由は大きく3つある。

①一緒に行っていた友人が行きづらい環境になった

2021年までは友人と一緒に行っていたが、家庭事情などで行きづらい環境になってしまった。
(21年からそれは見えていたので「この恒例旅行も活動停止でちょうどラストだね」と話したりしていた)

しかし、これはあまり大きな理由ではない。22-23年がそうだったように行きたければ本当に一人でも行くのである。

②旅行としての機会損失

きっとまだ知らない河口湖の魅力もあるのだろうが、だいぶ掘り尽くした感覚がある。
電車での日帰りもあれば東京から車を出したり現地で自転車を借りたりもした。隣の山中湖に向かったこともある。10回以上通えばまあそうなる。

もちろん行き慣れた土地で心を安らげる旅行も楽しみ方の一つではあるが、自分は未知の開拓を進めていく方が好きなので、旅行として見た場合には河口湖よりもっと良い選択肢があるはずだ。

③ヒストリカルへの期待

これが一番大きい。
今年のライブはデビュー20周年を記念するものになっているが、これまでのメモリアルとは違ってライブに期待したいものが今あまりない。

10周年・15周年のときは彼女が精力的に活動するのを見てきて、その軌跡を振り返るメモリアルに意味を感じることが目的になっていた。

ただ、15周年から20周年にかけては活動の軌跡があまりない。そもそも歌手活動をしていない期間が年単位で存在するし、活動の停止再開に際してライブもこれまでの歴史を振り返る意味を持った回が続いている。
そんな中で立て続けに20周年記念と言われても新しく歩んだ道のりが何なのか、それをライブでどうやって表現するのかがパッとイメージしづらかった。

・・・・・・
もし行く選択をしたとして、それは前向きな気持ちというより「10年連続で通ってるからな」という使命感みたいなもので行くことになっていただろう。
今年仮に良かったとしても、この先未来でも同じような気持ちで通い続けるのはあまり良くないと思ったので、意図的に記録を切るために行かない選択をした。

因みに、その後彼女のYoutubeでの語りも見た。
セトリを大きく変えるなど新しいことに色々取り組もうとしているのは見えて好印象だった。
10周年・15周年ではそれぞれ記念ソングを出しているが、どちらも未来を見据えた楽曲だったことも含めて、今も新しい未来に向けた目線があるというのは彼女の好きな部分の一つである。

そういうわけで今年は行かないが、またどこかで行けたら嬉しいと思っているし、そのために今年も盛り上がって次に繋がるといいなと思っている。


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