見出し画像

新作EP『RAW MNML』配信開始

ミニマルトラック6曲入りのEPをリリースしました。
先日elektron社のmodel:samplesを購入した勢いで一気に3トラックを仕上げ、
さらにmodel:cyclesでも1トラックを追加。
そして御殿場のアーティスト/オーガナイザーのKayanoki氏にもmachinedrumを使用した2トラックを提供していただいての計6トラック。

企画立ち上げからリリースまで1ヶ月未満というスピードでしたが、数年前から温めていたシンプルで骨太なミニマル集をリリースしたい、そして方向性を共にする同志とカップリングしたいというアイデアはが実現し今回無事にリリースできて感無量です。

今回のコンセプトは前述の通りシンプルで骨太なミニマル。
シンプルな構成なミニマルトラックでも味わい深い質感が備わっていれば作品として成立するのでは?というものです。

具体的にはRoland SP -404mk2をマスターエフェクトとして使用しアナログ的なLoFi感を加えました。
今回使用したのは303 vinyl simとcassette sim。
303 vinyl simは強めに掛けると低音に反応してダッキング状態になり、キックの裏拍でリバープ等が前に出るのが面白い。
cassette simは中高域や高域の硬く耳に痛い部分を丸め込みつつ適度なサチュレーションを加えてくれる。
これらにより無機質なマシンビートが絡み合い、有機的な響きに様変わりした。

今回トータルの質感やマスタリングの重要性を再確認すると同時にこれは沼るなと恐ろしくもあり。
当分はSP-404mk2で追い込んでみるが。

LoFi加工なしのストレートな質感のマスタリングのKayanoki氏のトラックはこちらで聴けるのでぜひ比較してみたください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?