elektron analogrytmで太いキックを鳴らすには
かれこれelektronユーザー歴15年、machinedrum UW mkIIに始まり最近ではsyntaktも愛用している。
今回はanalogrytmを使って太いキックを鳴らす小技を披露します。
analogrytmといえばその名のとおりアナログリズムマシン。
しかしそのサウンドは整ったどちらかというと繊細な音。
アナログサウンドに対してイメージする荒々しさ、図太さとは縁遠い印象。
しかしこのテクニックでキックの太さをコントロールし、好みのキックサウンドなにチューニングできます。
これはレゾナンス付きHPF装備の他機種でも応用可能です。
設定はごくシンプルなものでキックパートでHPF2を選択し、カットオフを16-24、レゾナンスを8-32の間あたりで微調整するだけ。
たったこれだけの操作で太さが格段に増します。
またドライブを組み合わせることでより存在感を際立ってくる。
通常太い音というとLPFでハイを削りローのみを鳴らすのをイメージしがちだがそれではモコモコとした埋もれる音になるだけ。
HPFで余分なローを削り強調したい周波数をレゾナンスで際立たせることでタイトで存在感のある音になり、濁りやモタつきも解消される。
以上、簡単なのでぜひお試しあれ。
おまけ
スネア、ハットへのLPF、HPF比較