タッパーに気をつけろ
タッパーにハマっていたら、急にタッパーに牙を向かれた話をします。
私は最近タッパーを使って手軽に料理を作ることにハマっていました。
鶏胸肉なら5分ぐらいレンジでチンして、そのまま5分放置するだけで、美味しく食べれる状態になりますし、色んな野菜やお肉を一緒に入れてチンするだけでもご飯のおかずには十分なぐらいです。
特に私はキャベツとキムチとえのきと豚肉を入れてチンしたものをほぼ毎日食べていました。
今日は久しぶりにそうめんが食べたくなったので、茹でようと思いました。ただ、熱湯を沸かすのを待つだるさと、キッチンにはすでに昨日のキムチ鍋の残りがあり、新しい鍋を出すと洗い物が増えてしまうことの嫌さが湧いてきてすぐさまそうめんを茹でるのをやめてやろうかと思いました。
しかし、とある料理研究家の方が考案したレンジでそうめんを茹でる方法がTwitterで話題になっていたことを思い出し、調べてみると、耐熱ボウルに水を800ml入れて9分ぐらいレンジで加熱、その後そうめんを入れて、指定の茹で時間プラス2分でさらにレンジで加熱というものでした。
耐熱ボウルは持っていませんでしたが、日々お世話になっているレンジ使用OKのタッパーはあったのでそれを使ってそうめんを茹でてみると、しっかりと茹で上がりました。
私はそうめんを水で締める際に、味見をするのが大好きなので、いつものように口に運びました。
すると口に入れた瞬間に、
違和感が口いっぱいに広がりました。
これは食べるべきではない、すぐに吐き出せと舌から感じとった脳がビンビンと何かを発している気がします。
何味なのかというとプラスチック味がしました。しょっぱすぎてとか甘すぎてとかとは別次元のまずさでした。
たぶんタッパーで水を9分ぐらい加熱して、さらに何分も加熱するという過程が、熱に溶けやすいプラスチックには良くなかったんだと思います。
プラスチック味のそうめんは食べるわけにもいかないので全部捨てました。久しぶりに大好きなそうめんを食べたのに、プラスチック風味が口いっぱいに広がったのは最悪すぎてもう虚しいです。
なぜ料理研究家の方がタッパーではなく、耐熱ボウルを使用していたのかがよく分かりました。
私と同じように一人暮らしでタッパーで料理を日々作っている方は、プラスチック味の料理を作ってしまう前に耐熱ボウルを購入してください。
私はこんなことがもう二度とないように、
すぐさま耐熱ボウルを買おうと思います。