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数々の大手証券会社で働き続けた私が伝えたい #4証券マンが「株屋」と呼ばれる理由
こんにちは土井真典です。
山一證券株式会社、株式会社住友銀行、メリルリンチ日本証券、三菱UFJメリルリンチPB証券の投資助言業務専門部署を経て、今はaccord and go株式会社を設立し、投資助言業を行っています。
前回、「そもそも、なぜ証券マンは多忙なのか」ついてご紹介しました。
今回は、証券マンの抱える世間からの印象と自身の考え方についてです。効率的な時間を作る方法を考えるためには、証券マンが置かれている世間の評価を知ることが意外と大事なのです。
みなさんは、このニュースをご存じですか?
証券会社勤め「やばいやつ」
麻生財務相麻生太郎副総理兼財務相は30日、東京都内の会合で「債券、株に投資するのは危ないという思い込みが(国民に)ある。あれは正しい。われわれの同期生で証券会社に勤めているのは、よほどやばいやつだった」と述べた。首相時代の2009年にも「『株屋』っていうのは信用されないんだよ」と発言し、証券業界から批判を受けた。
この日の会合で、証券業界に関し「詐欺かその一歩手前のようなことをやり、『あんなやくざなものは辞めろ』と親に勘当されたやつがいるぐらいだ」と指摘。同時に「怪しい商売は不動産と証券だった。
昭和30年代、40年代に学生だった人は誰でも知っている」とも語った。
昭和の時代から証券会社の営業は『株屋』と言われてきましたが、2016年でもこんな感じです。
私も昭和63年に証券会社に就職が決まった時、両親はこっそり地元の識者である小学校の校長の元へ相談に行ったところ「家の財産もなくなる」と言われたそうです。
今の時代は、この様な評価が薄れている事を望みますが……改めて証券マンは世間から「何のサービスをするのか」を明確にすることで、「効率的な時間の創出」が必要になると感じています。
次回、具体的な時間の作り方についてご紹介します。
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