小学生中学生社会の勉強方法。好きになり歴史・地理で点数が取れるようになる方法。歴史年表完全版も。
大手進学塾に勤務して20年以上がたち、小4~中3を毎年約150名指導しています。のべ20×150=3000人以上の生徒を指導してきました。勉強が苦手な子の成績を多数アップさせてきたり、また、トップ生を数多く難関校に合格させてきました。
社会の点数がなかなか取れなくて困っている、という相談も数多く受けてきました。社会が好きになり歴史・地理で点数が取れるようになるコツをお伝えします。
歴史好きになる
低学年ほど歴史が好きになることは重要です。よく「歴史オタク」という子を見てきましたが、こういった子は特に幼少期歴史が好きになったケースがほとんどです。
では、歴史が好きになるにはどうしたらいいか。まずは歴史の面白い話を聞かせてあげることです。「学校や塾の先生が歴史の話がすごくおもしろい!」こういったケースに当てはまるのはまれですので、非常に恵まれたパターンです。
このケースがなければ保護者が子供に歴史のおもしろい話をしてあげるといいと思います。知識と話術が必要ですが、チャレンジしてみてください。
知識がなくてもまずは織田信長や坂本竜馬、こういったところからでいいです。親子間であればさほど話術も必要ありません。
幸いにも私の父は社会の教師をしていたこともあり、口べたでおもしろい話ではありませんでしたが、歴史の話を聞かされてきました。出身が名古屋ということもあり、幼少期に名古屋城や清州城、小牧城などに連れていってもらった記憶があります。
その後、織田信長のドラマを見るようになり、歴史の漫画を学校で借りて読んだりといった形でした。いきなり歴史の漫画を読ませるようにする保護者も多いのですが、それでは子供は好きになりません。
地理でも同じ
地理でも同じです。車ででかけるという機会は多々ありますから、工業や果物、特産物などの話をしてあげるといいでしょう。
テストで点数を取る勉強法
社会のテストで点数を取る前に、まずは社会の勉強が後回しになっていませんか?他教科で忙しいと思いますが、このケースが非常に多いと感じます。毎日もしくは毎週社会の勉強時間を取り、コツコツ勉強、反復することが重要です。
次に社会の勉強は暗記とよくいいます。これは間違っていませんので、暗記方法を見直してみてください。問題を解いて終わっていませんか。問題を解く前に一問一答形式で暗記をするといいと思います。図やグラフなども入った一問一答があるといいですね。時間があれば保護者が口頭で問題を出し、口頭で答えさせるという方法も効果的です。
次に、暗記だけでは点数が取れませんから、なぜそうなのか、内容をきちんと理解しておかなければいけません。学校・塾の話をきちんと聞くことが重要です。反復も必要です。学校・塾の授業以外に、今は動画などは多数ありますから、色々見てみるといいと思います。
テストや受験が近くても、社会は正しい方法でじっくり時間をかけて反復勉強すれば直前でも点数が上がります。過去問だけやって終わり、ということがないように注意してください。
最後に私が厳選した歴史年表を以下に記述します。中学受験・中学生で使えますので、繰り返し見て使ってみてください。
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?