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仕事について

私は良くも悪くも、自分に嘘がつけない人間です。
長いものに巻かれるのもとても苦手。
違和感や嫌悪を感じた時、すぐに顔に出るし、感情も出ちゃう、分かりやすいタイプです。
そのため、縁もあって、何度となく転職をしてきました。
記憶にあるだけでも、8回はしているかな...

転職のたびに悩んでいたのが、経歴書。
毎回キャリアアップしているように、うまく書いてきました。

今までは正社員にこだわって転職してきたけど、ふと前回は、派遣も視野に入れて登録したところ、すぐに条件の合う仕事を紹介してもらえたのが、今の派遣会社になります。

派遣先には私の経歴について、社名や職種などの詳細は明かされず、概要だけかいつまんで伝えているのです。
個人情報も氏名しか伝えず、年齢も居住地も家族構成も伝えない。
そんな状況で、派遣先は「私」を判断するんですね。

驚きました。
私はただの「派遣A子」なんですね。

私の経歴や個性などはほとんど見ずして採用されたことで、
転職が多いと心象悪いかなと思っていた価値観はもろくも崩れました。

転職するたびに、母から「また変わるの?」と言われる言葉が本当にきらいで、
その言葉から、転職≒良くない、という価値観を埋め込まれてきたんですよね。

華々しい経歴があるのも素晴らしいけど、
でも、
「今」「ここ」で役に立てることがある、
それだけでいいんでしょうね。

派遣の世界って、すごい。

最近ちまたで流行ってる?スキマバイトも、
履歴書不要!とかうたってるけど、
そういうことなんですね。

需要と供給がマッチしてる。
ただそれだけでいいんですね。

それが分かった今の職場では、
フッと気が抜けて心が軽くなり、素直に仕事を楽しめています。
もしまた変わる時がきても不安はないと思いました。

というより、「次はこれをやりたい」と思えた時には、自分に素直に変わってOK!と、自分を許せるようになりました。

これが、今回の転職で得た、一番の収穫でした。


先ほど少し登場した「母」についても、少し触れておきたいと思います。
きっとこの先もよく出てくると思います。
私にとって最大で最強のラスボス=母。
散々悩んで悩み抜いてきた母娘関係についても、たくさん書き出していくことで、少しでも紐解いていけたらなぁ、という願いを込めています。
どうぞよろしくお願いいたします。

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