コロナで売り上げ減した個人事業主、フリーランスが受けられる融資について
タイトルのまんまですが、3/31今日、日本政策金融公庫 の事業資金相談ダイヤルに電話して聞いてわかった事をまとめました。
※あくまで個人で電話をして聞いたまとめです。質問等はご自身で窓口に電話して聞いてみて下さい。聞いた事をメモして書きましたが、100%の正確さではありません。経済産業省のHPや日本政策金融公庫のHPを一次ソースとして、こちらは参考程度になればと思います。
ちなみに私はフリーのフォトグラファーです。事業者登録して青色申告してるので個人事業主に当てはまります。
経済産業省が出した「新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ」
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlt.pdf
こちらは個人事業主はじめ、中小企業や飲食店にも幅広くどんな支援を行なっているかまとめているものになります。
開くと分かるんですけど、結構ページ数もありどれが自分に該当するの。。?となるかも。個人事業主で、かつ飲食系じゃない方は7ページの「新型コロナウイルス感染症特別貸付」が当てはまると思います。飲食店の方や当てはまらない方は参考にならないと思うので、ご自身にあてはまるページをご覧ください。
では7ページをみてみましょう。
私は起業して7年目になるので、融資対象の部分の①にあてはまります。最近起業した方は②ですね。
業績悪化の判断(融資対象かどうか)は最近1ヶ月(3月)の売上高と去年(もしくは一昨年)3月の売り上げを比較して5%以上売上高が減少している人が対象になります。
で、こちらどうやって借りるかを超ラフにまとめると
・まず日本政策金融公庫の支店に必要な書類を送って申し込む
支店は色んなところにあるので、自分の事業所在地に合わせて選ぶ。
書類はこちらのページにありました
→担当者と面談
→(審査に通れば)借入開始
という流れだそうです。既に日本政策金融公庫と取引がある人は違う手順になるとのこと。
また、複数回の借入も可能だそうなので、借り入れに抵抗がある方はまずは最低限借りてみるというのでも良さそう。
そして今回の実質的な無利子についての説明ページ。どういうシステムなのかが書いてあります。
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/covid_19_m.html
まず利子については「基準」になる利子があり、これは毎月変動するとのことで現在は1.36%〜とのこと。
表の左側が政策金融公庫の貸付です。3000万以下で3年以内だと今回は災害時の利子が適用されるので基準利子からマイナス0.9%引いた0.46%〜が利子になります。3000万以上の場合は基準の利子での融資、また3000万以下で3年以上の場合も基準利子での融資になります。
そして表の右側が利子を補給してくれる制度になり、今回の左の制度を使った人のみが受けられる制度です。私は個人/小規模事業者になるので借りる条件としては要件無し(売上高減少しているかに関係なく対象)に該当します。
で、ポイント。この制度、左の「新型コロナウイルス感染症特別貸付」と右の「特別利子補給制度」は運営が別なので、申請は別々。そして、この補給される金利は「一旦公庫に返済後、支払済利子額を実施機関から補給」。
なので、例えば100万借りたら4万6千円が利子になり、その利子分を込みで返済する。で、後日別の金融機関からその分が振り込まれる。という流れになる予定だそうです。
申請してどのくらいで面談になるかは借入金額や借入希望日によって変わってくるとのこと。支店の忙しさによっても変わってきそうです。
手続きめんどくさいな、、と思うかもですが、まず借りて当面の運転資金を持っておくのは精神衛生上とてもメリットがあると思います。
借りても使わないで返せる(売り上げがちゃんと発生した)なら、それに越したことはないわけですし。
不安がある方は私みたいに電話して聞いてみるといいと思います。めちゃ丁寧に説明してくれて、不安が少し取り除かれたのでほっとしてます。
多くの個人事業主、フリーランスがこのしんどい時期をなんとか抜けて生き延びられますように!共に生き抜きましょうーーー!
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