広い空はこころの自由
ちょっと用事があって、遠くに海が見えるホテルにいます。今日は曇っていて朝日が昇るのが見えずに残念でした。
あれ?調べてみたら方角が全然違いました。
冬至の頃なら見えるみたい
太陽の昇る位置ってびっくりするくらい移動するんですね。
だけど海の近くは、空が広々して
ぼーっと眺めていると
緊張した体の力が抜けてきて
穏やかな気持ちになってくる。
波の音や、潮の香り
森の緑と、澄んだ空気
それももちろん気持ちいいけど
私は広い空が好きです。
自由にどこまでも羽を伸ばせるような
押さえつけられている重石をとっぱわれたような開放感。
実家から逃げ出した3年間、生まれて初めて朝日の見える空の広い所に住みました。真っ赤に昇る太陽は生命力の塊の様でした。私はあの太陽から元気をもらっていたんだな。
初めてそこに住んだ時、空が広いからなのか、太陽が眩しくて冬なのにサングラスを買いました。
明るい世界に来て初めて、今まで暗い所にいたんだなと気づきました。実家は家が密集し、マンションや家に囲まれ、空の狭い所でした。
親に押さえつけられている様に感じながらそこで育った私は、広い空にこころの自由も感じるのかもしれません。
空を見ているのは楽しかった。
雲は色々形を変えて飽きないし
空の色も毎日違う
雲の切れ間からさす光は美しく
朝焼けのオレンジも
夕焼けのピンク色も
大きな虹も
どれも私を楽しませてくれました。
やっぱり
広い空が見える所に住みたいな
半年前、仮のつもりで実家にもどりましたが、これからどんな生活にしていくか、今は全く決まっていません。だけどやっぱりあそこにいると、心が縮こまってきます。3年間でだいぶ元気になり、戻っても大丈夫かなと思ったけど、元気だったのは環境のおかげだったのかもしれません。
実家にいるとまたこころが重くなってきて、何もなくても悶々とする事も多くなっています。なんとか策を考えなければ。
私がのびのびとリラックスして
穏やかに笑っていられる
そんな環境を、自分に与えてあげたい。