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2024/1/11@渋谷ギャラリールデコ

塁くん(カメラマン橋本塁氏)から連絡があったのは、昨年12月末ごろのまさに年の瀬。
14年前に、TA-1くん(KONCOS)と塁くんとわたしの3人で設立したアパレルブランド「STINGRAY」のポップアップショップが渋谷であるので、そこでライブしないかというお誘いだった。

スティングレイのポップアップではいつもいろんな人が来てくれて、インストアライブすることが恒例だった。わたしがソロ名義でリリースしたこともあり、今回改めて誘ってくれたようだった。

徳島から飛行機で1時間ちょっとで羽田に着く。徳島市内から県南にある我が家まで車で行く方がもっと時間がかかるから驚きである。

ライブ用の大荷物があったのと、次の予定までの時間が割とタイトだったため、羽田からタクシーに乗り込んだ。渋谷経由で、六本木へ。
降りる時に、料金メーターを見て驚愕。

おわー、、、ま、、、まーーーじかーーー泣

東京を離れて約3年。すでにわたしの感覚がズレていることと、首都高速代とタクシーの運賃が上がったことが相まって、予想を遥かに上回る料金に狼狽えた。忘れてた。東京は息を吸うだけでお金がかかる街だった。

取材などの所用を2件ほど終え、いざライブ会場のギャラリールデコへ。この場所でのスティングレイポップアップは毎年恒例となっているから、迷うことなく会場にたどり着く。

会場ではすでに対バンのKeishi Tanaka(以後ケイシくん)が音響の準備を進めてくれていた。この日は彼の機材をまるごとお借りしてのライブになる。
さすが、経験豊富な彼は会場内での音作りもテキパキと、しかも入念にやってくれた。演者が音響のこともやってくれるのは、本当に心強い。

主催の塁くんは相変わらず会場内を走り回ってスタッフに指示を出したり場内の椅子の配置などに気を配ってくれている。わたしとケイシくんにはオススメのビールまで配ってくれた。

ケイシくんは昨年の秋ごろライブで徳島に来ていて、わたしはちょうどその頃九州にいたからライブを観ることができなかった。そんな話や、いま現在の生活の話をしたりして、ライブの開場時間まであっという間に時間が経ってしまった。

出番はケイシくんが先行。
白い壁に囲まれた会場が温かい色味のライトに照らされて、照明にもリバーブがかかっているようなアンビエントな雰囲気になる。
ケイシくんの歌はとても暖かくて、美しかった。出番前まで聞いていた彼の話と歌がリンクして、身体の中まで暖かさが染みてきた。
ソロシンガーとして大先輩のケイシくんのライブは、やっぱりお客さんの空気を掴むのが上手だし、リラックスした雰囲気を作ってくれるのもあっという間だった。しかも、選曲もその場で決めているようだ。
まんまとそれに影響されてしまって、わたしもセットリストを決めずにライブすることにした。

わたしの本番は、どうだったんだろう。セットリスト無しにやったのは初めてだったけど、お客さんと会場の空気をキャッチボールしてライブできたような感触はあった。でも、ライブ後に感想をくれた人はだいたいMCを褒めてくれた。
曲は、、、?これから頑張ろう。

ライブ後にも物販にたくさんお客さんが来てくれて、いろんな話をしてくれた。ツアーに来れなかった人も来てくれてたり。アルバムの曲を直接届けることができて嬉しかった。

ツアー後にライブのお誘いがたくさん増えて、ありがたい限り。
まだまだ全国各地でのいろんな出会いを求めてさすらおうと思ってます。

近々のライブはこちら↓

1/21(日)名古屋 新栄 RAD SEVEN
2/7(水)京都 GATTACA
2/25(日)福岡 久留米RISE UP

みんな是非見に来てぬぇ


accobin

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