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人生を目一杯楽しんでいる人がいい

先日の婚活パーティーでマッチングした方と食事しながら話していて、ふと整理できたことを書き留めておこうと思う。

全てに全力投球、何が悪い?

またそのうち書こうと思っているが、わたしは男性に「君は何も悪くない」という理由でフラれたことがある。そのときは頭に血が上って何も考えられなかったが、今になって思えばこういうことなのかもしれない。

わたしもそうだし、わたしの周りの女友だちもそうなのだが、実にみんな自分の時間を楽しんでいる。仕事だけでなく、旅行や遊び、何かしらの楽しみ、運動、音楽など、何でもだ。全てにおいて全力投球している姿をよく見る。

わたしの話になるが、先日発表会に出たりしているように15年ほどアルトサックスを習っている。大人の習い事なので、バンドを組むまでには至ってないが、会社の忘年会バンド程度なら頑張った。

今は暑過ぎてやっていないが、昨年まではジョギングが日課に近かった。40歳でホノルルマラソン!という念願を叶えたあと、昨年は大阪マラソンにも当選できたので4時間半で完走し個人的な目標達成もした。

それ以外にも、全ホームゲームのサッカー観戦に行くとか、国内・海外旅行も気が向いたら出かけて、ストレス発散している。仕事に対しても真っ向からまじめに、全力投球しているつもりだ。

相手にも似たようにこだわってることが1つでもあれば、実は何の障壁にもならない。女友だち同士だとそういうのがない人を探す方が難しい。だから、何かとお互いの話をしても盛り上がるのだ。

これが男性になった途端、極度に話題の厚みが減る気がしている。全員が全員ではないのだが何かに全力投球していて、それについて目をキラキラさせながら語れる人というのになかなかお目にかかれない。別にソレが仕事でも構わないのだけど。

つけなくていい優劣を勝手につける?

ただ気づいたのは、わたしのこの全力投球度合いが、どうやら「この人にはついていけないし隣にいるとしんどい」と感じさせる要因になっているのではないかということ。そして相手は何故かこのことについて、つけなくていい優劣を勝手に自分に課しているのだ。

心理としてはこういった流れと想像する。

全力投球しているモノについて複数話を聞かされる。
→自分も複数全力投球しているものがないといけないのではと焦る。
→しかしそんなに全力投球してるものはなくネタが尽きる。
→相手からは継続的に次から次へと熱い話を聞かされる。
→無理だ。こんなに打ち込めるものは持ってない。
→勝てない。

ハイスペック女が結婚相談所で釣り合う男性がいないと言われるのと理由は同様、男性より何がが上な場合、一気にダメになるのだ。
誰一人として優劣を競ってはいない。単に全力投球してることの話をしているだけなのに。

で、冒頭の「君は何も悪くない」のセリフに繋がるのだ。

これはお付き合いを開始してから気づいた結果だったのでこのような言い方になっただけであり、お付き合いする前であればLINE上で自然と音信不通になるパターンになる。

ただ単純に何かに全力投球している人が目をキラキラさせて話してくれることを聞いてみたい、ただそれだけなのに。
そういう人のほうが人生を目一杯楽しんでいるように見えて、一緒に楽しみたいと思うし、自分も刺激を受けたいと思う。そして、相手に対しても何か刺激になることがあったらいいなと思う。ただそれだけなのに。

「人生を目一杯楽しむ」なんてとても単純なことに見えるけれど、なかなか難しいことなのだろうか。

*追記*

1つ前の記事と今回の記事の中身に個人的にはとてもリンクするお話を、さっきわたしの好きなBar bossaの林さんがUPされていたので、リンク貼っておきます。


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