ロシアW杯現地観戦記(2) 未確定要素が多い中での計画の立て方
海外旅行を決めるときは、基本的に飛行機のチケットとホテルだけは必ず押さえることにしている。「行く・泊まる・帰る」さえ確保できれば、あとはなんとかなるからだ。
ただ今回は未確定要素が多すぎた。2月末にならないとロシアに行くかどうかも決まらない。なので、飛行機のチケットはキャンセルできることがほとんどないため、取ることができない。
ただ、ホテルに関してはキャンセルできるところでよければ押さえておくことはできる。
最悪2月末のチケット当選結果次第で、行かない場合はキャンセルさせていただくことにすれば良い。どのみち、2月末にキャンセルしてもロシア旅は6月末なので4ヶ月も先の予約なのだから。
加えて、先の友人からの情報で、Booking.com経由でのロシア各地のホテルはすでにかなり値段が高騰しているのことだった。
これは抽選結果を待っていてはロクなことがないと判断できた。実際にBooking.comのサイトでモスクワのホテルを検索したところ、6人部屋のような相部屋ですら1泊が1万円を超えている。驚いた。
そんなわけで、とにかくキャンセル料無料のホテルをまずは押さえることだけは、チケット云々の前にやっておくことにした。
モスクワの宿の決め方
まずはホテルに荷物を置いた方がいいと考えて到着日からサンクトペテルブルクに移動する日までの2泊3日分の宿をモスクワで確保することにした。
となると、
・空港からも行きやすい
・ルジニキスタジアムに行きやすい
・夜行無料列車の駅にも行きやすい
・移動を考えると地下鉄の駅に行きやすい
という場所での宿の確保となる。
とりあえず、Googleマップに
・アエロエクスプレス降車駅のパヴェレツキー駅
・ルジニキスタジアム
・夜行列車を使うためのカザンスキー駅
をマッピングし、全体的な位置を把握してから、Booking.comで検索実施。
ちなみに、上記3つの情報は、自分でGoogle検索して得たものである。いつも海外旅行をするときの基本として、「空港」「空港から市内への移動手段」「都市から都市への移動手段」は毎回自分でGoogle検索している。今回ももれなく同じことをしただけである。(ちなみに、イタリアのアマルフィに初めて行ったときは、トランジットの間に調べたぐらいのつわものだ。)
Booking.comでロシアのホテルを検索して驚いたのが、意外と相部屋が多いこと。安いと思って中を見ると4人部屋のひとつのベッド分のお値段、とかだったりした。
さすがにロシアの治安もまだあまりわからなかったし、なんせいろんな国の人が来ることは簡単に想像できたし、流石に女子ひとり旅なので、相部屋は避けきちんと個室でキャンセル料無料の宿をいくつか見繕い、3箇所ほど予約を入れておいた。
サンクトペテルブルクの宿を決める
続いて、サンクトペテルブルグのホテル。こちらもモスクワよりさらに値上がりしていた。さすが観光地である。
ポルトガル戦のあとに無料列車でサンクトペテルブルクに移動すると簡単に決めていたが、そもそも移動に何時間かかるのかわかっていなかった。
なので、まずは無料の移動列車の情報を検索する。結果的にいつものごとく、ロシア鉄道のWebサイトに行き着いた。
すると、まだ予約まではできないが発着駅を入力するだけでなんとなくの移動時間は把握できた。それと同時に、無料列車だけでなく特急列車があるような雰囲気がわかった。
なので少し脱線して、ロシア鉄道の特急列車に関することを検索。すると、サプサン号とかレッドアロー号とかが出てくる。
とにかく、無料列車に乗れなくてもお金を出して特急列車に乗ったところで、1万円程でご飯がついて早く着くならそれはそれで楽しい経験になりそうだと考えた。
よって、無料列車に乗れなかった時のことも考えて、ポルトガル戦の日から帰る日までの2泊3日の宿を押さえることにした。
こちらも、なるべく移動は楽にしたいので、Googleマップに
・血の上の救世主教会
・エルミタージュ美術館
・サンクトペテルブルクスタジアム
・列車到着駅のモスコーフスキー駅
をマッピングし、位置関係を把握して再びBooking.comで検索、こちらも2軒ほど個室でキャンセル料無料のホテルを予約した。
サランスクの宿を取らなかった理由
サランスクの宿はBooking.comで一応検索はしてみた。ただ、本当に少なくて値上がりもひどかった。
さらに計画で行くとサランスクで宿に泊まっている暇はない。なんとしても、モスクワとサランスクの往復には無料列車を使わないと、ポルトガル戦が見られないのだ。
ここだけは、チケットが取れたら大急ぎで無料列車の予約を真っ先にやらなければと思ったポイントだ。
***
ここまでやりきって、ようやくFIFAのWebサイトに行き、チケットの抽選申込をした。
一旦は、チケットの抽選結果がわかるまではもう何も身動きが取れないので、あとは2月末を待つばかりとなった。
※ちなみにこの先に文章はありません。投げ銭制です。
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