コートジボワール回想録①
人生初のアフリカ大陸へ!
この春休み、西アフリカのコートジボワールで15日間ほど活動する機会を頂きました。
初のアフリカということで、テンションも上がります⤴
エチオピア航空で向かったのですが、エチオピアのアディスアベバからコートジボワールのアビジャンまで、アフリカを横断する飛行機から見えた大陸の景色は、これまで上空から見たことのある景色とは全く違いました。
とにかく景色が変わらない!笑
ずっとデコボコした緑色や茶色が続きます。
ただ、アディスアベバの空港やアビジャンに向かう機内の雰囲気は、個人的にそこまで異国感はありませんでした(自分でもちょっと意外だった)。
中東とか、ムスリムの方々が大半を占めるフライトとかの方が、見た目や香りも含めて異国感が増すのかも(個人の感想です)。
幕開けはまさかの、、、
24時間以上かけてようやく降り立ったコートジボワールの空港で、待っていたのはまさかの連続賄賂請求でした。
賄賂を請求されることがあるという話は聞いていましたが、VISAを発行する際も荷物の中身をチェックする際も、事あるごとにお金を要求してきました。
しかもpoliceと書いてあるタグを首にぶら下げて示しながら。
本来ならお金の支払いは発生しない場所です。
でも私たちが外国人だと、これでもかとお金を払うように言ってくるときがあります。
フランス語なので何を言っているのか分からないのですが、パスポートを身代わりにされたり腕を掴まれたりすると流石に少し恐怖心があります。
結局、色々と賄賂らしき要求をくぐり抜けながらも、VISA発行の場所だけは言い合いが面倒になって、いくらか払う結果となりました。(事前に支払い済みなのに!😠)
15日間ほどコートジボワールに滞在して、道行く人からお店の人、学校に通う子どもたちまで良い人たちばかりで、この国が大好きになりました。
ただ、空港でこのようなことがあると、その国としてのイメージ自体が下がってしまいます。
空港はその国の入り口で、ファーストインプレッションになります。
「あの外国人ならちょっと小遣い稼ぎできそうかな?」
くらいのテンションで声をかけてきたら、こちらも冗談交じりで、
「お金は渡さないよ笑」
というやり取りくらいで済めば、まだ面白かった〜という感想で終わるかもしれません。
もちろん悪いことに変わりはないけれど。
ただ、本気で請求してきたり腕を掴まれたりしたら、それはこちら側だって良い気分はしません。
今回は「lesson feeだね」ということで良い経験になったと個人的には捉えているけれど、みんながみんなそう思うわけでもないし、第一、外国人に対しては賄賂請求が当たり前というような空港文化があるのはとても悲しいです。
ただ、どれもこの国の現実であって、楽しかった滞在の思い出も、空港の賄賂請求も、優しい人も怖い人も存在するということにしっかり目を向ける必要があるなと改めて感じた場面でした。
※もちろん空港には優しい係員の方もたくさんいたよ!