8月22日
雨が降って少し涼しくなり、気だるい日を過ごす。
なんとなくな気分で、いつもとは違うスーパーへ行く。
いつもとは違うスーパーへは、ちっちゃな森のような公園を通っていく。
百日紅の、目が覚めるような赤色の花の下には青々とした猫じゃらし。もう少ししたら、錆びれたいい感じな薄茶色になる。
大きな葛の葉には、雨の雫が弾いていて、涼しげで瑞々しい。
いつの間にか、気がついたら、大きな萩の群生には、赤紫色の花がついていた。
うだるような暑すぎる毎日が続く。
けれど、秋は少しずつ近づいてきている。
何気ない雑草たちに、秋の訪れを感じた。