【第六章-①】kintone で営業力強化 顧客管理を自社用ピッタリに変更
基幹システム・Access・Excel・kintone・Power BI ぜんぶつないでDX化!までの道のり
とあるちっちゃい会社の総務部に入社してから
会社の業務改善に取り組み
お得なツールを便利につなげてDX化
七転八倒 四苦八苦の珍道中の記録です
kintone で営業力強化
基幹システムと ACCESS そして Power BI を駆使して
情報の共有一元化・経営分析の可視化を実現した結果
幹部より
営業力を高めるために もっと改善できないか
これがBI ツール導入そしてDX化の 真の目的・成果です
会社の営業力強化のために 選ばれたのは 『 kintone 』
当社の業態を簡単にいうと
得意先が請け負う工事・建設現場への
建設機器とオペレータの提供です
営業支援パック あるやん
kintone には 営業支援のアプリパックがありました
顧客管理
案件管理
活動履歴 がパックで提供されています
当社でいえば
顧客管理は 得意先マスタ
案件管理は 現場マスタ
そして 新たに追加するのが
活動履歴です
顧客管理アプリ
さっそく 営業支援パックを追加して 触ってみます
非常によくできています
完璧です
このアプリの仕様にぴったり合った会社なら
そのまま 使えそう
しかしうちの会社では 当然 このままでは使えません
自社用に修正が必要です
勉強のため 営業支援パックの顧客管理アプリを参考に
いちから作り直してみました
kintone サンプルの『顧客管理アプリ』の項目は
パックの顧客管理アプリには
顧客の情報を登録する項目があります
・顧客名
・部署名
・担当者名
・郵便番号
・住所
・TEL
・FAX
・メールアドレス
・備考
顧客名
うーん
カナで並び替えができたらいいなぁ
顧客名のカナがほしい
そうそう会社の WEBサイトの URL もほしいわな
部署名・担当者名
うーん
これって
顧客に 担当者ってひとりしか登録できんの?
営業していくうちに担当者ってどんどん増えていくわな
kintone には テーブルというツールがあります
そっか テーブルをつかって
顧客ひとつに 何人も担当者を登録することができるんだ
な~んだ 楽勝!
ところが
後に 案件管理を作ったとき
案件の担当者を 顧客管理の中の複数いる担当者の中から
ルックアップで選びたい
できない なんでや!
サポートがあるやん
わからないときには サポートです
さっそく 電話です
トライアルでも作っていくうちにわからないことは
いつでも サポートに聞くことができます
ただ わかったこと
サポートは 標準機能でできることしか教えてくれない
どんなプラグインを使えばいいのかなぁ
といっても プラグインを教えてくれない
これは標準機能でできますか?
できません までです
では どうすればいいですか?
には 答えてくれない という印象です(あくまでも個人の感想です)
そこでわかったことは
なんと ルックアップでテーブルは選ぶことはできないらしい
『代表者ひとり入力して 対応されたらどうです?』
お 対応策は言ってくれた!
しかし いやいや
顧客に案件がどんどん追加されていき
案件ごとに その顧客の担当者はいろいろ変わるのです
案件にまったく関係のない
顧客の代表者を 案件の担当者として いちおう表示させるというのは
意味なくない?という感想です
そうや
『テーブルからルックアップができないなら
別アプリを作るのはどうかな』
顧客管理と別に
顧客担当者というアプリを作るのです
そして
案件管理の担当者は
その顧客担当者からルックアップで取得します
『どうです?』
『それならできますね』
『じゃぁ それでいきます』
顧客担当者アプリを作りました
うち独自の項目 基幹システムの顧客コード
そして もうひとつ追加した項目があります
前記事でも述べたように
会社には基幹システムがあります
その中の 得意先マスタが今回の顧客マスタとリンクするところです
そこには 得意先コードが振られています
項目に システムコードという項目を設け
基幹システムの得意先マスタに登録されている顧客であれば
その得意先コードをシステムコードに入力するのです
もちろん 営業力強化のためですから
新しいお客様を どんどん発掘してほしいので
基幹システムに登録されていないお客様に
営業していってもらいたいものです
その場合は システムコードはまだ発生していませんので空欄のまま
今後 取引が開始したら 基幹システムにも当然登録されますので
その時点で システムコードを入力することとします
今後 基幹システムの実績データと
kintone での営業活動とのリンクで
活動と実績から いろんな分析ができるんじゃないかと
今は 漠然と
これ いれといたろ という項目です
自社用 項目が出そろいました
顧客名
顧客カナ
郵便番号
住所
TEL(代表)
FAX(代表)
WEB サイト URL
メモ
システムコード
顧客担当者アプリの項目
新しく作った顧客担当者アプリ
これは 案件に顧客の担当者を登録するためのアプリです
顧客に複数の担当者がいて その中からこの案件はこの担当者
というように 選ぶために作ったものです
顧客 ルックアップ
担当者
部署
役職
TEL
メール
メモ
次は 案件管理に挑戦します 大変なことになりました(汗)
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