自力でアクセスシステムつくりましょう
アクセスとは ?
マイクロソフト社が開発販売している『Microsoft Office(マイクロソフトオフィス)』に含まれるソフトのひとつです
Word(ワード)やExcel(エクセル)などは 会社や個人でも利用者は多く よく知られたソフトです
しかし Access(アクセス)はデータベースの作成や管理を行うためのソフトウェアであり 利用者が多いエクセルと比べると 認知度は低く どう違うのかがよくわからない といった人が多いんじゃないでしょうか
採用面接でのひとコマ
子育てもひと段落 さぁそろそろ働かなあかんなぁ・・・
ということで通勤に便利な近所のちっちゃい会社に面接に行きました
事務所にはいると ちっちゃい会社やのに
20ほどある机の上には ほぼ 1台ずつパソコンがありました
(かれこれ 20年まえの話です・・・)
うーわ こりゃ新人でもパソコン使わせてもらえるんちゃうかぁ
わくわくして面接に臨みました
面接官:一般事務で応募のももいさんですね ワード・エクセルはどの程度使えますか?
ももい:もちろん 人並みには・・・でも アクセスのほうが好きやし得意です
とここで よくある展開は
面接官:はぁ? アクセスって なんですか?
ももい:(あちゃ~ やってもた アクセス知らんのかい)
アクセスあるあるやぁ~
わたしの唯一のアピールポイントがアクセスやねんけど あかんかぁ
と思ったその時
面接官:え アクセスができるんですか? 採用です 明日から来てください!
ももい:マジでーっ アクセス あるんやぁ~ キセキや~!
総務部に配属
ももいは晴れて ちっちゃい会社に総務部として採用されました
総務として会社の営繕や人事のお仕事をして
「電球 切れてるよ~」「は~い ただいま~」と奮闘し
ぼちぼち 会社の情報管理が見え始めたころ
うーん なんかこれちゃうんちゃう?
と思い始めたのでした
会社での情報管理の状況で見えてきたこと
その1:そこはワードやろ!っていう場面
みんなワードよりもエクセルのほうが好きなようです
でも 表や計算式がな~んも入っていない 議事録や報告書 始末書に至るまでぜんぶエクセルで作るのってのは なんなん?
そこはワードやろ!
ひとりに一台 しかもワードもアクセスも使えるパソコンを持ちながら
エクセルへの依存度はすごく高いことがわかりました
その2:エクセルのいらいらする場面
簡単な関数を使って合計したり 平均をだしたり 表計算ソフトの本来の力を発揮し セルの装飾(色や罫線)などでとても見栄えよくをきれいに作るのに最適なツールであるエクセル
しかし 行をなんぼか追加したら 式がおかしくなったやん
行をコピーしたら罫線も書式も もいっかいやりなおしやん
その3:エクセルをみんなで使ったとき
総務担当者が作った社員情報のエクセルを共有サーバーにおき みんなで使っています
ぎゃー いま誰か使ってへん 開いてるのん閉じてー
総務さん この情報 全員がみえるってあかんちゃう? 個人情報やん
その4:データの入れ方 めちゃくちゃな件
っもう このセルには電話番号いれて言うてんのに 部屋番号入れてるし~
上の行と同じやからって 「〃」って入れてるし~
並び替えでけへんやん
エクセルからアクセスへ
エクセルもとてもすばらしいソフトです
しかし アクセスを使えばもっとよくなる場面がたくさんあります
アクセスがとっても便利ですばらしいソフトであることをみんなに知ってもらえるよう記事を書いていきます
そして みんなが自力で アクセスでシステムを開発できるように
なれれば もっとうれしいです