明るく別れた2人は明日の希望と絶望を知っていた

　枚方市での親友一家とのパーティー。親友の東京への単身赴任が決まっている。メールをくれたときは、「全部終わりだ。」と思った。遠くなる俺なんかより、あいつが家族と引き離されるのが悲しい。最高の気分でパーティーに臨んだが、シリアスになることも多かった。そこまで笑ってばかりじゃなかった。

大根サラダ。胡麻油と特製ドレッシング。

彼と数多く飲み交わしてきた白ワイン

菜の花の辛子和え。菜の花・辛子・醤油がそれぞれを引き立てる。

奥さんの水槽。小さな美しい命。

親友の海藻と海老。

深海

蒸し鶏のマヨネーズ和え

ブリの大きな大きな頭

菜の花のお浸し風。菜の花が味わい深い。

ブリの顔の塩焼き。美味い箇所を探しながら堪能。

ブリのカマの塩焼き。ブリの一番美味いところ。

ムラサキイカの一夜干し。イカの美味しさが止まらない。

ブリの顔とカマの粗炊き。頭の反対側の全く違う味わい方。

松尾と名付けられたジン。強い酒は久しぶり。

よだれ鶏風。モモ好きの俺もムネの方がもっと美味し。

ムラサキイカの足の一夜干し

鶏飯。本日のメイン。何度も何度もおかわりした。

ビール嫌いの俺も今日のビールは格別。

鰤粗の醤油ラーメン。今日の集大成。

アルコール度数が凄まじいテキーラで乾杯して、パーティーは終わり。色んな話をした。労働し過ぎな僕たちにとっての労働。ストリーミングサービスの大きな恩恵と少しの虚しさ。国の回復の願いと日本政府批判。いつも笑顔ではいられなかった。「終わり」かぁ。またいつでも会えるけどね。落ち込むことがあっても、自死なんかしねぇと石ころ蹴飛ばしてグッバイ。あいつなら大丈夫。俺なら大丈夫。日曜日が終わって、きっと明日はまた大変だ。だからなんだって言うんだ。だって、俺にはお前らがいるんだから。こう言ってみる。

僕はこの世界の何も怖くない。
今まで投げかけられた言葉で、これまで聞いたことがない言葉なんて一つもないんだから。

"Stuck In A Moment You Can't Get Out Of"U2