そもそもスマートホームってなんだ?新時代の住宅について、創業期から携わってきた会社のえらい人に聞いてみました!
みなさんこんにちは。アクセルラボ マーケティンググループの浅野です。
スマートホームを主力事業としたこの会社に転職してきて早くも2ヶ月が経とうとしています。
毎日キャッチアップすることに必死ですが、前職で採用関連の仕事をしていた経歴から、wantedlyの更新も行うことになりました。前からやってみたかったので良い機会だなと思っている反面、まだスマートホームについて詳しくないというのもあり、この際だから社内で一番詳しく説明上手であろう人に聞いてみたいと思います。
-というわけで、宇田川さん、本日は宜しくお願いいたします。
■宇田川さんのプロフィール
・会社の創業を担った人。
・現在は役員兼セールスチームの統括者。
・俳優顔負けの笑顔が素敵。
「はい、よろしく!それで今日は何が聞きたいんだっけ?」
-スマートホームについて教えてください!ざっくりと!
「おーほんとにざっくりだね 笑」
「じゃー浅野くんは、スマートホームって聞いてどんなものをイメージする?」
-うーん……頭のいい家って感じですかね。よくわかんないこと言ってますね。
「まあそれも間違っているわけではないから安心して 笑。世間的にはインターネットと組み合わされて、これまでよりも高度な情報処理能力が備わった製品がスマート○○って呼ばれるんだけど、スマートホームもそれと同じだね。センサーやインターネットを家に取付けることで、住む人の快適さを高めていくんだ。IoTって言う方がわかりやすいかな。スマートホームのことをIoT住宅って呼んでいる人もいるしね。」
「でもアクセルラボではそれよりも少し上の次元の見方をしていて、"家のソフトウェア"としてのアップグレードをスマートホームという言葉に込めているんだ。」
-家のソフトウェア?
「うん。家ってさ、建築技術とか資材、設備とかの進化は目に見えてすごいでしょ?数10年前まで木造平家の家が主流だったのに、そこから鉄筋コンクリートときて、今ではタワーマンションなんかが建つようになったじゃない?ハードの面ではだいぶ進化したけれど、ソフトの面ではほとんど手を加えられてこなかったんだよね。」
「例えば、家の中のUIってほとんど進化してないし、なんなら設備とか家電側に住む人が合わせてると思わない?」
-言われてみると、確かに電気をつけようと思ったらスイッチを押さなきゃないですし、カーテンを開けようと思ったら手で引っ張って開けなきゃないですね。
「そうそう。スマートホームではそれらが自動化できるんだけど、それも単に自動化するのではなく、その人の生活に合わせて自由な形で自動化できる。それってまさに家というUIが進化することだし、そこに住む人のUXが爆発的に良くなっていくことにも繋がるよね。」
-整理すると、我々が追い求めるスマートホームは「暮らす人の生活を次のフェーズへ引き上げるソフトウェア」ってことですね。
「会社の理念を引っ張ってきてうまくまとめたね笑。でもそんなイメージだね。」
「ただ、ソフトウェアとしてのスマートホームと言っても、やっぱりセンサーやスイッチみたいな物理的なデバイスは必要だけどね。」
-僕も入社するまでデバイス屋さんだと思ってましたよ。
「良く言われるけど違うんだよね。うちはあくまでプラットフォーマーであって、デバイス創りで勝負しているわけじゃない。」
「世の中無数のデバイスがあるけれど、それらって独自のソフトウェアとかアプリケーションに制御されてるじゃない?」
-最近のテレビとかエアコンはそれぞれ独自の操作アプリを持ってますもんね。
「そうそう。でもそれらって独自のアプリがあるせいで、まとめて操作することが難しいわけよ。言わば"テクノロジー同士が分断"されている状態。うちが掲げるスマートホームでは、それらをアクセルラボ製のアプリケーションで統合的に操作することを目的に掲げている。」
「それによって、複数のデバイスが一つのソフトウェアから操作可能になって、家のソフトウェア性が大きく向上していく。デバイスとかソフトウェアとか、人々の生活を豊かにするものが全て繋がって、家という存在のソフトを大きく作り変えていく。それが今後のスマートホームにとって必須になっていくだろうし、それこそがスマートホームの正体そのものかもしれないね。」
-なるほど!テクノロジーによってあらゆる"便利なもの"が連携して、家をより良いものにしていった結果がスマートホームなんですね。でもそもそも、それって流行るんですか?いや、従業員の僕がこんなこと言うのもあれなんですけど。。。
「間違いなくくるね。スマートホームはすでにアメリカやヨーロッパでは一般的な概念だし、コロナ禍で住環境に目を向ける人が増えてる今、絶対的に普及すると思ってる。」
「例えば、今ではみんな当たり前にスマートフォンを使っているけれど、それが出た当初ってあんまり受け入れられてなかったの知ってる?」
-え、そうなんですか?
「うん。アメリカのメディアも酷評していたし、ネット掲示板なんかを中心にして”こんなの流行らない”って皆が言ってたんだよね。使うのは一部の物好きだけ、みたいな。でもOSのアップデートが入ったりしてどんどん使い勝手が良くなって、今ではスマートフォンがあって当たり前の生活になっているよね。スマートフォンを持っていることが前提となった社会に変わってきてる。」
-たしかに!日常を変えてしまうようなプロダクトって、出た当初は見向きもされなかったりしますもんね。スマートホームも同じですか?
「同じだね。ただ、何もしなくても勝手に普及するとは思っていないんだ。新しい概念だからそれを適切に人々に伝えて、受け入れてもらうために頑張ってくれる仲間は必要だと思っているよ。これを読んで仲間になりたいなって思う人が増えてくれたら嬉しいな。」
いかがだったでしょうか?スマートホームと聞いてもまだまだ馴染みないかもしれませんが、今後確実に必要とされ、暮らしの在り方を変えていく存在であると我々は考えています。一緒に、暮らしを次のフェーズへ進める仕事をしませんか?
これを読んでアクセルラボに興味を持たれた方がいたら、ぜひ話だけでも聞きにきてくださいね!
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