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くたばれ、冬。

寒い中の厚着って、暑い中の薄着にはないものがあると思う。
あの厳しい寒さから守られている感が、なんだか安心する。
マフラーとか手袋とかつけて、フードもかぶればもう最高だ。
無敵だと思う。寒いけど。
台風の中、家でぬくぬくとしているような気分になる。
宇宙服とか着て外に出たら最高だろう。
宇宙服って台風の中、家で外を眺めているあの気分の最上位なんじゃないだろうか。もちろん危険は段違いだろうけど、冬とは段違いの危険の中で生きていける服なんだから、そこに信頼を託せる安心感は凄まじいものがあるのだろう。
というわけで、冬服の最上位は宇宙服である。
相変わらず話が拡散する文章だ。
この話の論点は、私がこんなことを言いながら冬が大嫌いだというところにある。
台風で家にいることの安心感しかり、月で宇宙服を着ていることの安心感しかり、これは外の危険性が大きいから成立するのである。
外に全く危険性がないのだとすれば、それから守る装備の必然性はない。
冬服が好きという私の話は、外の寒さが厳しければ厳しいほど成立する話なのである。
よく冬と夏どっちが好きという話で、冬派の人は着ればなんとかなるという。その着ることで安心感を得ている行為が、すでに夏への敗北である。
だって、夏は裸が一番なんだから。
裸になれるということは、危険性的に冬より夏の方がいいに決まっているのである。
ちなみにこの話の論理はすでに破綻している。
夏はこちらができる最高値が決まっているが、冬は最高値が決まっていないという話なのだが、これを外の危険性に話をすり替えることで論破しようとしている。これに騙されかけた人はマルチにハマる危険性があるので、気をつけて欲しい。
でも、大体冬は生命が活動を停止していくのに対し、夏は活発になるのだから、生物学的にも夏の方が危険度は低いのではないだろうか。いや、熱中症という危険はあるのか。野生の動物って熱中症になるのか?いや、冬も低体温症で死ぬじゃん。夏の方が安全じゃん。食べるものもあるし。
もう話が拡散に拡散を重ね、意味がわからなくなってしまった、
これでもまとまった方である。
つまり何が言いたいかって言うと、
冬、くたばれ。

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