自分の趣味を諦めました。

こんにちは、あっかです。

熱中しても数年で飽きてしまう、を繰り返す飽きっぽい私の趣味の中で
珍しく長く続いているのがピアノ。
なんてったって35年・・・（おっと年齢が　笑）。

先生が厳しくて受験があっても就職しても引っ越しても、
結婚式準備が立て込んでも休ませてもらえなかったというのもあるけど、
それはそれでなんとなく続いてきたとも言えるもの。

それをさ、ついに今年なんの理由もないけど発表会を見送ったのですよ。

コロナ禍で中止になったとか、
発表会の1カ月前が出産予定日だから普通に練習間に合わないわとか、
わかりやすい理由がこれまであったのに、今回
「余裕ないのでやめときます」
で終わり。

こんなあっけないものなの？と驚きつつ。

いざ、やーめたと思うと、驚くのは張り合いのなさ。

1カ月弾かないでも、指が回らなくても、全然困らない。
楽譜を開いてなくても、曲を聞かなくても、全然困らない。
だって準備が必要なイベントがないから。

そして不思議なのは、寂しいピアノを続ける家族を羨ましいとも思わないこと。
こうやっていろんなものが終わっていくのかな。

仕事の模索とか、日々発見続きの子育てとか、頭の中がもうぱんぱんで
ピアノの入る隙が全くないんだなぁ。

子供たちのピアノ練習のサポートはこれからも続けていくけど、
弾きたいという気持ちは当分わかなそう。

えー、あっかがピアノ弾いてないの？！と友達から言われたら、
どんな顔しよっかな。
悲しんでも仕方ないし、へらへらしても強がってるみたいだし、変な感じ。

しばらく、この不思議な感覚と遊んでみよう。
何か名前があるなら、誰か教えて。どうぞよしなに。