【時短術】YouTubeを10倍速で理解する裏技!無料AI活用で動画要約が簡単すぎた
はじめに
10分の動画をたった数十秒で理解する——。そんな魔法のような体験ができる「YouTubeサマライザ」をご存知でしょうか?
今回は、生成AIツールを使って動画内容を効率的に把握する方法を、実際の使用例とともにご紹介します。
1.YouTubeサマライザとは
1-1.サマライザの概要
「長い動画を見ている時間がない…」「必要な情報だけを素早く得たい…」 そんな方におすすめなのが、YouTube動画を文字に起こし、内容を簡潔に要約してくれるYouTubeサマライザです。生成AIツールを使えば、動画の内容を数十秒で把握できます。
1-2.サマライズの具体的な手順
Google Chromeに「YouTube Transcriber」をインストール
- Chrome ウェブストアで「YouTube Transcriber」を検索
- 「Chromeに追加」をクリック動画の文字起こし
- 要約したい動画を開く
- 拡張機能のアイコンをクリック
- 文字起こしが自動的に開始生成AIツールでの要約
- 文字起こしテキストをコピー
- ChatGPTまたはClaude(後述)に以下のプロンプトで指示:
```
以下の文章を3行程度で要約してください:
[ここに文字起こしテキストを貼り付け]
```
所要時間:動画の長さに関係なく、通常2〜3分程度で要約が完了します。
1-3.参考動画
2.競馬予想への応用
2-1.活用のきっかけ
YouTubeサマライザを活用する中で、競馬の予想動画や調教評価動画にも使えるのではないかと思いつきました。こうした動画をサマライズすることで、短時間で複数の情報を把握し、効率的に予想を立てられるのではないかと考えました。
2-2.実践と結果
実際に10月27日の天皇賞(秋)で複数の予想動画を分析しました。Claudeによる要約を活用し、さまざまな視点から予想を立てましたが、結果としては残念ながら予想が外れてしまいました。しかし、AIツールを使って多角的な情報を効率よく収集できた点は、大きな発見でした。
サマライズ結果の一例(Claudeで要約)は以下のとおり
3.生成AIツールの比較
3-1.ChatGPTとClaudeの比較
今回、ChatGPTとClaudeの両方を使って要約を試したところ、特に固有名詞の処理において性能の違いが確認できました。Claudeは特に人名や馬名の認識が優れており、無料で使える範囲ではClaudeが高い精度を示していると感じました。
3-2.Claudeの優位性
人名の認識:ほぼ完璧な精度で認識
馬名の認識:95%以上の精度
文脈理解:より自然な文章で要約
長文対応:一度に多くのテキストを処理可能(ただし、無料版は文字数制限あり)
4. 活用時の注意点とコツ
4-1. よくある問題と解決方法
文字起こしが不正確な場合
→ 日本語は同音異義語が多く文字起こしは難しいため、要約後に固有名詞などは修正してください。要約が不自然な場合
生成AIツールに「箇条書きで」など具体的に指示してください。
4-2. 効果的な活用シーン
今回は私の趣味である競馬を活用事例として上げましたが、一般的には以下のような活用シーンがあります。
学習動画の予習・復習
ニュース動画のチェック
製品レビューの比較
セミナー動画の内容確認
5.まとめ
YouTubeサマライザという生成AIツールの活用は、情報収集の効率を劇的に向上させます。特に競馬予想のような情報収集が重要な場面での活用は、新しい可能性を感じさせてくれました。 初期設定に少し手間はかかりますが、慣れれば数分で要約が完了し、時間対効果は抜群です。ぜひ皆さんも試してみてください!