希少人材! 博士・ポスドクってどんな人たち? #ポスドク総研
最近よくきく「博士」や「ポスドク」ってどうやって生まれるの?
学歴として「学部卒」はよく聞かれますし、いわゆる理系であれば「修士卒」の新卒を多数採用している企業も見られます。しかし、「博士」や「ポスドク」についてはまだ数が少なく、具体的にどのような経歴を持っているのか、ということはあまり知られていません。今回は博士やポスドク達がどのように生まれ、どのような経験を積んでいるのかを紐解いていきます。
博士になるためは
博士になるためには、大学の上位組織である大学院の博士課程に進学する必要があります(修士課程を「博士前期課程」と呼ぶ場合もあり、その際は博士課程は「博士後期課程」と呼ばれます)。博士課程に進学するには、大抵の場合修士課程を修了している必要があります。修士課程は在籍期間が2年間ですが、博士課程は1年長い3年間であることが標準的です(早期修了が可能な場合もあります)。この3年間で研究者として鍛錬を積み、博士論文を書き上げ提出し、審査を通り博士学位を得ることが博士課程の主目的の一つです。