増殖タイプする立体が作りたい![Nyanfinity.無限猫]01
これ実は3ヶ月くらい前につくったやつで忘れてたんだのだけれど、まとめておこうかな〜ということで、記事化をこころみています。
(note登録したけど筆不精しているのでリハビリでもある)
作ったきっかけはの、CIVILSESSION に呼んでもらって、実験作を形にする理由をもらったこと。※毎月開催されてるクリエイタープレゼンイベントで、CIVIKTOKYOが主催しています。その時の様子はこちら
全部を1記事に書くとだらだら長くなりそうなので、4項目に分けてみます。今回は①と②
▶︎①作品の紹介
▶︎②なぜ今つくったか
③つくる工程
④ こんな発展させたい
①作品の紹介:Nyanfinity(無限猫)
心が1つの感情の許容量を超えてしまった時に発生する「気持ち悪い・不思議な」感覚。その得たいのしれない感情が、悶え死ぬ(萌え死ぬ)に近い状態なのでは?と仮定して作ってみた。文字表現がしづらいけれど、心がぶわぁとなる感じ。
作品中で暗闇に次々と湧き出て来るのは、「白い・かわいい」とされているモノ(猫)。
一定の速度で、湧き出続ける。ちょっと気味が悪い。
ずっと見ていると「かわいい」と「気持ち悪い」の境が曖昧に溶けていく。
されに耳に張り付くループ音楽(nyancat)と合わせたら、そこだけブラックホールみたいな作品になった。
下記実際映像なんですが、人間の視覚を騙して増えてみえるっていう手法なので、撮影するとわりと途切れ途切れに見えてしまっている...っていうのがとって残念なところ。(撮影技術がないのかもしれない)
②なぜ今つくったか(※3ヶ月前)
この作品を実験として作った理由は2つほどあって、1つは、最近自身にインストールした技術をフル動員して何か試してみたい、ということ。
ちなみに最近インストールした技術は下記。
・3DCG(キャラ)が作れるようになった
・アニメーションがようになった
・3Dプリンターが使えるようになった
・映像編集ができるようになった
そしてもう1つは、
curiosity的なテーマでもある「現実の固形物体を動かす」という実験をしてみようと思った。実際の業務なんかでは、その手段として、ロボットを作ったります。
その2つの理由から、
映像じゃないアニメーションみたいなのつくるんじゃね?
クレイアニメが実在しているようなやーつ!!!
ロボットじゃない方法で動くやーつ!!というノリで決めました。
決める時はたいだいテンションが高い。仕上がりを想像すると、楽しいから。
でも...それって、言ってしまえば「立体ゾートロープ」。
それってそんなに難しいものじゃない。それに、そんなに「不思議」なものを生み出せない気がする。。。
そこで取り入れようとおもったのが、「錯視」の手法。
直線なのに直線に見えなかったり、静止画なのに動いてみえたするアレです。錯視で画像ググるとこんな感じ。
ゾートロープなので、ぐるぐる回すことは決まっています。なので、錯視の中でも「中から湧き出てくるように見えるタイプ」の採用を決めます。
中心から無限にでてくる猫。これだ!!
猫にしたのは、お題を頂いてからプレゼンまで1週間という短期間の中、既に3日くらい経過してしまっていたので、
CGアニメーションの作成時間と3Dプリントアウトの時間を考慮して、
間に合う、かつ、それなりにみえるであろう、ということで決めました。
つづく