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2025の正月
元旦は家で過ごした。
毎年義実家に行っていたが、義父の体調が思わしくないため行かないことになった。
黒留袖に銀糸の帯を締めて初詣に行ったら、神社の敷地内にある神楽でお囃子演奏しており、それを着物の児女が見ていた。
神社・正月・神楽・囃子・着物女児の交わる風景の良さよ。
年賀状用の素材にしようと家の前で黒留袖の姿を撮影してもらったけど、うまく撮影されていなかったので断念した。
どうしても撮影されるのが苦手だ。
1月2日(木)
甲府の旅館に向かう。
行きしな、昨日とは別の神社に詣でた。
そこではスピーカーから雅楽が流れていた。よかった。
旅館にはチェックイン時間より1時間ほど前に到着したのだが、準備ができているからとすぐチェックインさせてもらった。従業員さんの感じがとても良い。この旅館は2回目の利用。
1回目は数年前の夏にフラッと立ち寄り宿泊した。感じがよかったので、今回正月を過ごすために訪れた。
持ってきた小松左京の自選小説「霧が晴れた時」を読んだ。
短編「くだんのはは」に出てくる’件(くだん)’は、以前読んだ近藤よう子先生著「五色の舟」に出てくるアレか!とゾッとした。半分まで読了。
夕食。正月版メニューだった。鯛とか河豚とか、魚料理が多かった。とてもおいしかった。日本酒の熱燗を1合ずつ飲んだ。
ゲーセンコーナーでカーレースした。
1月3日(金)
甲府の旅館の朝。
朝食の15分前に起床。
朝食。おせちだった。おいしかった。
温泉に入る。湯気で浴室内がかなりモヤがかりいい雰囲気。
温泉旅館にいる間、温められた温泉に何度でも入れるのはとても贅沢なことなのだと改めて。
鯉に餌をあげて、チェックアウトした。
もっと滞在したかった。次は2~3泊宿泊してもいいかも。
早めに帰宅して、ネトフリの「ひとつ屋根の下」続きを見た。
時代が古いので色々思うことはあるけど、ラストまで見終えた。出演している役者が若くて輝いている。その後のあれこれを思う。人生。
1月4日(土)自宅。
実家にお土産を置きに行くとか、墓参りするとか、お線香をあげにいくとか考えたけど行かなかった。
年末に整理した着物をリサイクルに持ち込み。
買取金額は1400円ほどだった。そして新たに帯と着物を1枚ずつ購入。
「ひとつ屋根の下2」も見終えた。脚本家を調べたら90年代ドラマのヒットメーカー野島伸司だったのか。森田童子ベストアルバムの歌詞カードに、メッセージが載っていたことなど思い出す。