圧倒的右突入率で2周年の大当たりを獲得した芸人の話
トイレ屋さんの、床には固定されてるけど座席部分がアケコンのレバーみたいに自由に動くイス。考えた人は天才だと思っています。さくらばあかりです。
今日はめでたく二回目の大当たりをとり確変に入った※1芥川リンという女について書こうと思います。
出会いは、そう。KESOROOOOOOMができたてのころ。深夜何人かで写真撮影をしてそのままぐーたらしていたところ。友人でありケソハ大学黒歴史学部ネット恋愛学科教授ハムが女の失敗ランキングをやろうと言い出した。マルチパフォーマンス集団ケソハウスにおいて人員のスラム街出身率は非常に高いことから話が盛り上がってしまい、いまからやろうとKESOROOMに移動したときに初めて話した気がする。そのときのトークの内容はパチンコの話と女の失敗の話であり、VRのような狭きネット社会に漏れたならケソハウス構成員が泡を吹いて倒れるような「ケソラスの箱」として我々桜葉一族が股を開いて守り続けている。
皆さんはお気づきだろうか。芥川リンというまともな人間が、急にスラムの匂いがするアジトに連れ込まれ、まだ会って数時間もたたないおじさんたちからかなりきつい失恋談を聞かされたのだ。ぼくならそんな馴れ初め。うぉっとなって一生会いに来ないかもしれない。でもその日彼とフレンドになった。
もしかして…私たち…スラム街の人~!?
君の前前前世からぼくは君を探し始めたよ~その狂った治安の悪さを待っていたんだよ~
世界は新たな局面を迎えケソハウス構成員はまた一人増えた。
ぼくは偉いのでこの記事を書くためにまたしても取材を行った。彼に一日同行した結果得られたのは、スラム特有の「興味心にたいしてお金を賭けられる人間」ということ。600円の中華食べ放題。なんか美味しそうに見えたけど、よくよく考えたらそんなうまい話あるわけがない。ボーダー3回転のじゃんけんゲーム。とうにお金をどぶに捨てた男たちが少なくとも60回転以上回して大当たりを引けないのに二度も当てろだなんて無理な話である。どれもおもろいから金を使う。気が狂っている。
でもそんな芥川リンがぼくは好き。
だからといって羽根モノ※2を勧められて真面目に打とうとは思わないけど…。逆にちゃんと確変機も打ってください。
さいごに
二周年突破(いつのまに)おめでとうございます。
実は芥川リンの芸人ネタ片手で数えるくらいしかみたことがありません。是非見せてほしいです。あと脚本書かせください。コラボのお仕事待ってます。
それではまた、次の作品で。
はい。みんな大好き注釈のコーナー
※1)二回目の大当たりをとって確変に~
厳密にいうといまのパチンコはちがうんですけど見た目は一緒なので一緒くたにします。昔からパチンコは盤面のの左側にたまを通して筐体中心部のヘソを狙う遊戯です。釘の合間を縫ってヘソにはいって1/319を引くことができれば大当たりです。大当たりには二種類あって当たりやすい状態に移行するもの、しないものがあります。移行した場合は少ない球数でかつ、高速回転で次回の大当たりが来るため確変状態と呼ばれるゾーンに入ります。つまり二回目ってことはそういうことです。
※2)羽根モノ
一般的には上記のような確変機と呼ばれる(大まか)連チャンタイプが主流ですが、穴に入ったら大当たり、または、穴に入って超高確率で当たりという射幸心をあおるような台もあります。まぁ、穴に入ったらって言うけど、なかなかはいらんギミックになってるんですけどね。彼はそういう台が好きみたい。もう中毒なんよ…。