Program3 個を活かす関係作り:インターナルコミュニケーション
講師プロフィール
北見 幸一(きたみ こういち)
東京都市大学 都市生活学部/大学院環境情報学研究科 准教授
博士(経営学)。MBA(経営学修士)。北海道大学准教授、株式会社電通パブリックリレーションズ部長を経て、2017年4月より現職(東京都市大学=旧武蔵工業大学)。専門は経営学、マーケティング、ブランド戦略、広報戦略。
広報・PRを中心に実務とアカデミズムの架け橋として実践。広報の専門家を育成する日本初の社会人大学院である社会情報大学院大学の客員教授も兼務。著書に『広報・PR論-パブリックリレーションズの理論と実際』(共著、有斐閣、2014)など多数。日本広報学会「優秀研究奨励賞」(2010)、日本広報学会「教育・実践貢献賞」(2015)、日本PR協会「PRアワードグランプリ」部門最優秀賞(2014, 2015)、日本マーケティング学会オーラルセッション「ベストペーパー賞」(2017)。
日本広報学会常任理事(2017~)
東京都市大学 総合研究所 未来都市研究機構 兼務(2017~)
兼任
社会情報大学院大学 広報・情報研究科 客員教授
立教大学 観光研究所「観光地経営専門家育成プログラム」 非常勤講師
北海道大学大学院保健科学院(病院経営アドミニストレーター育成プログラム) 非常勤講師
学歴・学位
立教大学大学院経済学研究科経営学専攻博士後期課程修了 博士(経営学)
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科修士課程修了 修士(経営学)
職歴
株式会社電通パブリックリレーションズ(1997-2007)
財団法人2002年FIFAワールドカップ日本組織委員会に出向(2002)
北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 助教(2007-2009)
(北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院)
北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 准教授(2009-2012)
(北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院)
株式会社電通パブリックリレーションズ(2012-2017)
東京都市大学 都市生活学部/大学院環境情報学研究科 准教授(2017-)
主な著作
(共著)亀川雅人, 粟屋仁美, 北見幸一編『市場とイノベーションの企業論』中央経済社, 2020年2月(北見は「第6章 企業におけるソーシャル・キャピタル展望」を担当)
(共著)東京都市大学都市生活学部編『都市イノベーション-都市生活学の視点-』朝倉書店, 2019年12月(北見は「第1章 都市ブランディングとマーケティング」を担当)
(共著)清水正道, 柴山慎一, 北見幸一他『人を活かし組織を変える インターナル・コミュニケーション経営 -経営と広報の新潮流』経団連出版, 2019年2月(北見は「第3章 新事業創造を核にしたIC経営」を中心に担当)
(共著)金光淳 編著『ソーシャル・キャピタルと経営: 企業と社会をつなぐネットワークの探究』ミネルヴァ書房, 2018年12月(北見は「第8章 企業による評判のマネジメントは可能か」を担当)
(共著)Tomoki Kunieda, Koichi Yamamura,Junichiro Miyabe,『Public Relations in Japan: Evolution of Communication Management in a Culture of Lifetime Employment』Routledge, 2018/10(北見は「chapter 8 The current situation of corporate public relations in Japan: an attempt to assess comprehensive public relations activities from eight aspects」を担当)
(共著)『企業PR施設開発計画&ブランディング戦略資料集』、綜合ユニコム、2017年2月
(共著)社会情報大学院大学編『デジタルで変わる 広報コミュニケーション基礎』、宣伝会議、2017年1月
(共著)企業広報戦略研究所編『戦略思考のリスクマネジメント-業績向上につなげる5つの危機管理力の磨き方、日経BPコンサルティング、2016年7月
(共著)企業広報戦略研究所編『戦略思考の広報マネジメント-業績向上につなげる8つの広報力の磨き方』、日経BPコンサルティング、2015年4月
(共著)伊吹勇亮、川北眞紀子、北見幸一、関谷直也、薗部靖史『広報・PR論-パブリックリレーションズの理論と実際』、有斐閣、2014年10月
(共著)渡辺浩平編『中国ネット最前線-「情報統制」と「民主化」』、蒼蒼社2011年1月
(単著)北見幸一『企業社会関係資本と市場評価-不祥事企業分析アプローチ-』、学文社、2010年2月
(共著)亀川雅人・高岡美佳編『CSRと企業経営』、学文社、2007年1月
(共著)亀川雅人編『ビジネスクリエーターと企業統治』、創成社、2005年10月
(共著)亀川雅人編『ビジネスクリエーターと企業価値』、創成社、2004年10月
主な論文
北見幸一「都市生活の満足度と都市の表象要素」、日本マーケティング学会、『日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス』Vol.7、2018年10月、pp.372-383
北見幸一、阪井完二、末次祥行「企業の魅力要素と購買行動の考察」、日本マーケティング学会、『日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス』Vol.6、2017年10月、pp.195-205
北見幸一、長濱憲「企業魅力度モデルの構築~魅力的な企業の評価と伝わり方を考える~」、日経広告研究所、『日経広告研究所報』289号、2016年10月、pp.41~48
長濱憲、北見幸一「企業広報活動評価分析モデルに関する一考察」、日本広報学会、『広報研究』第20 号、2016年3月、pp.84~92
北見幸一「ブランド危機におけるブランド・ロイヤルティ-ネット上の書き込み内容分析による考察-」、北海道大学、『メディア・コミュニケーション研究』第61号、2011年11月、pp.5~33
Koichi Kitami, ”Crisis and Stock Performance in Japan: for Public Relations and Crisis Communications”, 14th International Public Relations Research Conference, Proceedings, 2011.5, pp.481-490
北見幸一「B2Bマーケティングにおける企業ウェブサイト利用に関する予備的考察-B2B企業勤務者調査を中心に-」、北海道大学、『国際広報メディア・観光学ジャーナル』No.12、2011年3月、pp.101~112
北見幸一「企業における社会関係資本とパブリックリレーションズ-社会との関係構築による資本蓄積とパブリックリレーションズ定義の再考-」、北海道大学、『メディア・コミュニケーション研究』第56号、2009年7月、pp.135~179
北見幸一「米穀農産物におけるブランド効果の実証的研究-北海道米のブランド戦略に向けて-」、日本広報学会、『広報研究』第13号、2009年3月、pp.60~73
北見幸一「企業における社会関係資本とパブリックリレーションズ-社会との関係構築による資本蓄積とパブリックリレーションズ定義の再考-」、北海道大学、メディア・コミュニケーション研究第56号、2009年7月、pp.135~179
北見幸一「クライシスコミュニケーション-近年の危機対応事例からの一考察-」、日本広報学会、『広報研究』第12号、2008年3月、pp.16~28
北見幸一「コーポレート・レピュテーションとCSR-レピュテーションを高めるCSRに向けて-」、北海道大学、『国際広報メディア・観光学ジャーナル』No.6、2008年3月、pp.3~22
北見幸一「企業資本の時系列的変容に関する一考察-企業価値を構成する資本概念の有形資本から無形資本への変容 ―」、経営行動研究学会、『経営行動研究年報』第16号、2007年8月、pp.89~93
主な社会活動
札幌市「創造都市さっぽろ産業活性化研究会」委員(2009)
札幌市「創造都市さっぽろグラフィックデザイン産業振興会議」座長(2009-2012)
札幌市「札幌観光交流促進映像製作事業実行委員会」委員長(2011-2012)
主な表彰・受賞
第3回日本広報学会賞「研究奨励賞」受賞(2008)
第5回日本広報学会賞「優秀研究奨励賞」受賞(2010)
第10回日本広報学会賞「教育・実践貢献賞」受賞(2015)
第11回日本広報学会賞「教育・実践貢献賞」受賞(2016)
公益財団法人吉田秀雄記念事業財団、第14回助成研究吉田秀雄賞「奨励賞」受賞(2016)(東京大学大学院情報学環・橋元良明教授の研究室との共同研究)
日本PR協会「PRアワードグランプリ」イノベーション・スキル部門最優秀賞受賞(2014)(広報オクトパスモデルの開発と普及・実践に対して)
日本PR協会「PRアワードグランプリ」イノベーション・スキル部門最優秀賞受賞(2015)(危機管理イノベーション・プロジェクトに対して)
国際PR協会「ゴールデン・ワールド・アワーズ・フォー・エクセレンス」(GWA)BtoB部門最優秀賞受賞(2016)(危機管理イノベーション・プロジェクトに対して)
日本マーケティング学会「第6回マーケティングカンファレンス2017」オーラルセッションベストペーパー賞(2017)
第14回日本広報学会賞「特別功労賞」受賞(2019)
第14回日本広報学会賞「教育・実践貢献賞」受賞(2019)
講義タイトル
個を活かす関係作り:インターナルコミュニケーション
講義アジェンダ
・大きな環境変化とパラダイムシフト
・共感から実践、自分ごと化
・「内」と「外」のシームレスなエコシステム
講義前学習
・『インターナル・コミュニケーション経営』(経団連出版, 2019)
講義前にお読みいただくことをお勧めします。理解が深まると思います。ざっと目を通す程度でも結構です。
カリキュラムデザインの問い:
オンラインサロンのコミュニケーションを 活性化する。メンバー同士が認知し、つながるには?