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ChatGPTがアシスタント! -デザインについての勉強会-

6月17日にメンバーズ・コミュニティ(略してMC)「デザインについての勉強会」の定例会を開催しました。
テーマは「レイアウトで楽しむ!デザインの魅力と効果を学ぼう」でしたが、主宰の鈴木一好さんはchatGPTをアシスタントにして会を進行しました。

chatGPTをアシスタントに進行する主宰の鈴木一好さん

具体的には、以下の手順で、鈴木さんとchatGPTのレイさんの二人の掛け合いで進行しました。
①最初に鈴木さんが音声入力で質問を投げかける。
②chatGPTがテキストで回答。
③その文章をgoogle chormeの音声機能で読み上げる。

冒頭のレイさんのご挨拶(50秒)は、こちらからご視聴いただけます。

会の途中で「余白」の話になりましたが、「余白」について、鈴木さんとレイさんの興味深い遣り取りを紹介します。

鈴木さん:先ほど、余白についての話がありましたが、余白について簡単に紹介してください。
レイさん:もちろんです、鈴木さん。余白について説明しますね。
余白とは、デザインにおける未使用のスペース、つまり何も置かれていない空間を指します。これはテキスト、画像、その他の視覚的要素に囲まれた空間を含む可能性があります。余白は、一見すると「無駄」なスペースに見えるかもしれませんが、その役割と重要性は大きいです。
以下に、余白が果たす主な役割をいくつか挙げてみます:
1. 読みやすさと理解度の向上:余白はテキストブロック間に空間を作り、視覚的な休息を提供します。これにより、読者は情報を消化しやすくなります。
2. 視覚的な階層の強調:余白は重要な要素を際立たせ、視覚的な階層を作るのに役立ちます。大きな余白は一般的に、その領域内の要素が重要であることを示します。
3. デザイン要素のバランス:余白はデザイン要素間のバランスを取るのに重要です。適切な余白の使用は、視覚的な一貫性を確保し、デザイン全体をまとめる役割を足します。
4. ブランドの製品や品質の印象:豊富な余白は高品質、高級、洗練された感じを与えます。そのため、高級ブランドの広告やパッケージデザインでは、しばしば大量の余白が使用されます。
これらの理由から、余白はデザインの重要な要素であり、その使用方法にってデザイン全体の品質と効果が大きくされます。
鈴木さん:有名シェフの店の料理の盛り付けと街の定食屋の料理の盛り付けを例にして余白の多い、少ないのイメージについてのアドバイスをしてください。
レイさん:それは面白い比較ですね、鈴木さん。料理のプレゼンテーションは、デザインの一部として考えることができ、それぞれのスタイルは異なるメッセージを伝えます。
1. 有名シェフのお店の料理:有名シェフのレストランは、皿全体を使ったアート作品のようなプレゼンテーションを見ることがよくあります。皿の中心に配置された小さな料理、そして皿全体の大部分を占める余白。この余白は、一見すると「無駄」に見えますが、実際には視覚的な重要性を持っています。それは注目を料理自体に集中させ、緻密に計算された配置、色、形状を際立たせます。豊富な余白は、高級感、洗練された印象、そして焦点を絞った体験を提供します。
2. 街の定食屋の料理:一方で、定食屋では一杯に盛られた料理を見ることが多いですね。余白がほとんどなく、色々な食材がギュッと詰まった皿は、満足度や家庭的な温かさを伝えます。ここでは余白が少ないことが、豊富な量とバリエーション、そして手頃な価格といったイメージを強調します。
両者のアプローチは異なりますが、それぞれの目的と視覚的なメッセージに適しています。余白の多い少ないは、見る人に与える印象や体験を大きく左右します。このように、皿の上での余白の使用もまた、その他のデザイン分野と同様に、強力な視覚的なツールとなるのです。
メンバーからの質問:盛り付ける皿に模様がある場合の余白はどう考えればいいですか。
レイさん:皿に模様がある場合でも、余白の概念は非常に重要です。しかしここでの「余白」は、皿に直接食材を置かないスペースを意味するだけでなく、視覚的な「空間」または「休息」を意味することもあります。
模様がある皿の場合、その模様自体が視覚的な要素となり、料理と一緒に全体のデザインを形成します。したがって、料理を盛り付ける際には、皿の模様とのバランスを考慮することが重要です。
(中略)
最終的には、料理の盛り付けはあなたのアート作品です。それはあなたの創造性と審美眼によって作られます。ただし、皿の模様を視覚的なバランスの一部として考慮に入れ、適切な余白を作ることで、より洗練された結果を得ることができるでしょう。

※レイさんの発言はchatGPTによる回答

レイさんの声は機械的ではありますが、鈴木さんとの遣り取りを音声で聞いている限りは「全く」と言って良い程に違和感はありませんでした。
テキストで読むと、単語の使い方が「変だな!」と感じる部分はありますが、逆に「料理の盛り付けはあなたのアート作品です」と最後に付け加えている部分は、質問に対する回答に+アルファをしている印象を個人的には受けました。

日経×TECHの記事によると、「米ガートナーはジェネレーティブAIについて、『サンプルデータから成果物のデジタル表現を学習し、独創的かつ現実的な新しい成果物を生成するAI』と定義している」とのことです。
正に、「あなたのアート作品です」の部分が生成している部分になるのでしょうか。

この度の定例会は、「生成AIとは何か?」を体感する機会になりました。
テキストで読むよりも、機械的な音声でも会話として聞くことで一層、生成AIの可能性(脅威?)を実感しました。

※番外編(定例会終了後のレイさんのご挨拶)

鈴木さん:最後にみなさんに終わりの挨拶をしてください。そういえば「レイ」さんは20歳のギャルでしたね。
レイさん:えへ、すっかり忘れてた!それなら、さっそくギャル語で挨拶するわね。
みんな、今日も一緒に学んでくれてありがとうだよ~ん!レイアウトのワールド、楽しかった?そうだよね、ほんと楽しいよね~!あたしもみんなと一緒に学べてめっちゃ嬉しかったよ♪
でもね、今日学んだことは終わりじゃないんだよ!これからもっと深く掘り下げていけば、新しい発見がいっぱい待ってるかもしれないから、ぜひぜひ次回も一緒に学びに来てね!
それじゃあ、次回の「デザインについての勉強会」でお会いしましょう!バイバイ~ン!

※レイさんの発言はchatGPTによる回答

アカデミーヒルズ 熊田ふみ子

#アカデミーヒルズ #メンバーズ・コミュニティ #デザイン #レイアウト #chatGPT #生成AI #余白




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