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地図から拡がるイマジネーション -“旅”を3倍楽しむ方法-
メンバーズ・コミュニティ「天空のマップ・カフェ」を主宰してくださっている太田弘さんは、中学校で社会科の先生を40年以上務められ、現在はいくつかの大学で地理に関する講義を担当されています。
ある大学の学生さんからは、geography(地理学)+太田で「ジオータ」と呼ばれているとか。。。
この度、太田先生にアカデミーヒルズのpodcastで、地図の魅力について語っていただきました。今回の記事では、インタビューをして印象に残った内容をご紹介したいと思います。
※太田先生のpodcastはこちらです!
太田先生の地図との出会いは、鉄道ファン(てっちゃん)だったことに始まります。
鉄道に乗ることが好きで、そして旅をすることが好きになり、旅のために地図が必要になり、地図との出会いがあったそうです。
小学校5年生のときに、当時住んでいた大阪から、広島の呉線を走っていたSLの音戸号に乗るために一人で旅をしたそうです。そして、中学生のときには、北海道へ一人旅をしたとのこと。
好奇心、そしてチャレンジ精神の強い子供時代だったのですね。
そして、その旅のお供に「地図」は欠かせなかったそうです。
その後、大学では「地形学」を専攻したのち、留学先のカナダの大学で、当時日本では研究者が少なかった「地図学」が発達していたことを知り、大学院では地図学を学ばれ、地図の専門家として活躍されています。
現在は、日本地図学会の常任委員を務められています。
太田先生は、小学生5年生で一人旅を体験して以降、「旅行」が大好きになり、日本国内外の様々なところへ旅をされています。
そして、podcastでは旅の楽しみ方を紹介いただきました。
そこには、旅の中心に地図がある、。
旅行前:どこへ行くか、どこへ泊るか、そしてどのように移動するか、という旅の基本スケジュールを企画するときには地図は必須ですよね。太田先生も地図を眺めて現地を想像する、イマジネーションを膨らますそうです。普通の地図だけではなく地形図を見ることで、その地の歴史を垣間見ることができるそうです。
旅行中:現地では、地図から想像したイメージと実際の場を比べて、その違いを楽しむのだそうです。そして、地図では体験できない五感を使って現地を楽しむことが、旅の醍醐味とのことです。
旅行後:旅が終わった後に、地図を見ながら、改めて現地での感動を思い出すそうです。
このお話を聞いたときに、「一回の旅で、3度楽しめますね!」とお伝えしたところ、「肝は、準備のときに想像を膨らませ過ぎないこと、余白を残すこと」だそうでうす。その余白が現地での発見に繋がるそうです。
過去の「天空のマップ・カフェ」では、太田先生が旅の報告会を行ってくださっていますが、太田先生にとっては報告会は旅の一部だったのかもしれないなと感じました。
以下に、ユニークなテーマで開催した「天空のマップ・カフェ」をご紹介します。
・まだまだコロナ禍のとき(2021年12月)に、国際学会の参加のために渡航したイタリアの旅行記
・桜をテーマにした近畿エリアの旅行記
・2022年の秋に3年ぶりに開催した「ぶらヒロシ」
・地図の専門家だからこその地図の使い方
ここで紹介した以外にも、地図をテーマに様々なトピックスで「天空のマップ・カフェ」は開催しています。
これからも、太田先生の楽しいトークをお聞きできることを楽しみしています。
アカデミーヒルズ 熊田ふみ子
#アカデミーヒルズ #メンバーズ・コミュニティ #天空のマップカフェ
#旅 #地図