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中学1年生の最初のテストで優先的に勉強すべき2科目とは。
株式会社Academixの腰越です!
もうすぐ卒業シーズンとなりますね〜。
非常におめでたいことなのですが、実は進級して半年経過すると習い事や部活を辞めてしまう中学1年生の生徒さんが毎年ポツポツいらっしゃいます。そしてそれは私たちの教室(ロボ団南魚沼校)も同様です。
退会理由のNo.1は「学業との両立が困難だから」
もちろん学生たるもの学業は大切なのですが、両立できずに諦めてしまう生徒さんを少しでも減らすために、今日は新中学1年生になる方に向けて学業と習い事(部活)を両立するための方法を「元学習塾講師」という視点でご提案します!
この記事の内容は個人の見解となりますので、最終判断は保護者の方とお子様でお願いします。
英語と数学に全力投球すべし
いきなり結論ですが、新中1の皆さんが比重をかけるべき科目は学業両立の視点だと、どう考えても「英語と数学」です。
理由ですが、この2科目は積み上げ形の科目で、最初のテストでコケると次のテストで得点を取るには、前回テストの未定着部分の学習を済ませてからじゃないと次のステップへ進むことが出来ないため、学年が上がれば上がるほどシンドイ展開になってしまうからです。
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そのあとは卒業までコケ続ける可能性が大です。
そのため上記2科目は準備万端で最初のテストに臨んでもらいたいです。
が、もし勉強自体が苦手で2科目を準備万端の状態にするには時間が足りないよ!という場合の方は、テストで結果を残すという点でいうならば「数学」一点集中学習をすることをお勧めします。
理由としては、英語に比べ暗記すべき項目が圧倒的に少ないので、
・最低限の公式やルールを覚える
・学校のワークで計算練習
をすればある程度の点数が取れるからです。
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数学は公式暗記&計算練習で点数につながりますが、英語は文法暗記&記述練習に加え単語が書けないと得点につながらないため、数学に比べると得点を取るための労力がかかります。
国語・理科・社会は?
一方、他の3科目は独立型なので、きちんと勉強をすればどの期間からでも復活することが可能です。
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なので、もし学業両立をしたいなら、
[数・英] →→→→→ [国・理・社] の優先順位で学習することをお勧めします。
※「国・理・社は勉強しなくてOK」という意味ではありません!とっとと数・英を固めて、残り科目の勉強もしてください。
テスト対策の時間確保の難しさ
前述では優先すべき科目のご提案しましたが、実は新中1の人にとって「入学〜初回テスト」までは学習時間を確保すること自体も結構難易度高めだと思っています。
部活動にも入ると小学校の時より帰宅時間が遅くなり、何より新しい生活環境に慣れるまでは精神的な負荷もかかるため、帰宅後即寝してしまうお子様もたくさんいます。(人によると思いますが平均すると夏休み頃になってやっと慣れてくる生徒さんが多い印象です)
なので、もし入学前に学校で中学先取り学習系の宿題が配られるなら、それをきちんとやり切っておくと、ズッコケリスクが大分減ります。無ければ市販の参考書(超薄くて、簡単なものでOK!)とか、春季講習の無料体験のみ参加とかでもいいので、英語・数学だけでも固めておいた方が後々を考えると得策ではないかな…と思います。
おわりに
色々お話ししましたが、私たちの教室だとせっかくプログラミングに興味を持って入会してくれた生徒さんが学業両立の壁にぶち当たって退会してしまうのは非常にもったいないので、是非科目ごとの特性も踏まえて学校の勉強に取り組んでみてはいかがでしょうか。
ちなみにロボ団南魚沼校でも、中学進学直後は疲労感満載でも通ってくれる生徒さんが毎年多くいらっしゃいますが、保護者の皆様と共に我々講師もサポートをしてきますので、引き続きよろしくお願いします!