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自分は雨男なので、なんて思うのはおこがましいんじゃないかと思った出来事
戸隠神社に行ったときの話。
11月でしたが、それほど寒くはなかったので、折りたたみ自転車を持参。
自転車を膝に抱えて路線バスに乗り込み、戸隠山の麓まで。
登り坂に加えて、帽子越しのハチの襲撃や、魔の急カーブ、時に階段も乗り越えて、天表春命(あめのうわはるのみこと)を祀る宝光社、天鈿女命(あめのうずめのみこと)を祀る火之御子社を経て、戸隠神社中社へ。
日柄もいいからか結構な人出で、御朱印をいただくのは諦めたほど。
そのままさらに先の奥社に向かったものの、奥社に向かう参道の前で自転車の乗り入れができないことがわかりました。
その辺りに駐めるのも憚られて、いったん中社に戻って駐輪場へ。
今度は歩いて、奥社の大鳥居へと。
30分ほど歩いて、天の岩戸のエピソードで知られる天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)を祀る奥社に到着。
狭い山中のお社なので、当然の如くこちらは中社よりさらに長い行列になっているのでした。
奥社と並んでいたのが、九頭龍社。
もともとのこの地の地主神であったという九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)を祀っています。
この神様は、雨乞いの神様でした。
さて、よくよく見ると、奥社の御祭神はこの九頭龍社に祀られている、と。
(一時的なことだったのかどうかはわからないのですが)
そんなわけで九頭龍社を熱心にお参りしのだったかどうか。
当時の記憶は定かではないのですが。
山を下り、その日の宿に向かう途中。
翌日に満月を控えた空には、徐々に雲が増えていました。
翌日は朝から雨。
雨具を着込んで、午前中いっぱいは自転車で松代市内を散策しました。
さらに善光寺へ。
この頃には雨も収まっていたのですが、さすが善光寺。
こちらもずいぶんな人出でした。
仲見世に寄り道などして、いざ本殿へ、ということろで。
突然の土砂降り。
急なことに、傘を取り出す人、軒や屋根のあるところで雨宿りをする人もいる中、自分はまだ雨具を着たままだったので、少し人の減った本堂を、そのままお参りすることができました。
その旅以来しばらくの間、自分が到着すると雨が降り出す、ということがしばしばあったのですが、九頭龍様がついてきたのかなあ。