染色体異常の原因は?

染色体異常は着床、妊娠しない一番大きな原因だと言われています。
そして、染色体異常というのは、私たちが年齢を重ねるにつれて確率が高くなっていきます。つまり卵子の老化というものがよく取り上げられているわけです。

だけど、受精卵というものはそもそも卵子と精子で作られているわけで、実際精子が与える影響というものはどのぐらいなのでしょうか?

本日は、ASRM (American Society of Reproductive Medicine)アメリカ生殖医学会でのレポートを元にお届けしようと思います。

こんにちわ!
私はニューヨーク在住で去年44歳になってから体外受精を3回やりました。結果全部惨敗だったわけですが、現在卵の質改善コーチング的なものにも参加して、絶賛卵の質を改善中です。

今年の5月には日本に行って体外受精を試そうと思っています、これからも一緒に頑張りましょう!

染色体異常の原因の割合

こちらが、染色体異常になってしまう原因の割合です:

74%は母親の卵子が原因
8%が父親の精子が原因
8%がコンビネーション

結構ショックで、ほぼ卵子なんですね。かといっても、残り8%は男性側の精子に原因があるようで、残り8%はお互いのコンビネーションの悪さということなのでしょうか?混ざった時に?ということなのでしょうか?

今回は下記のそれぞれの男性別に、染色体異常になんらかの変化をもたらすか、ということを紹介します。

  • 精子のテストに異常があったもの

  • 肥満の男性

  • 高年齢の男性

精子のテストに異常があったもの

精子のテストでは、精子の数、スピード、形をテストするものですが、そこでアブノーマルだったものを使った場合と、ノーマルなものを使った場合、染色体異常の結果に影響があるのかを調べたものです。

結果、実は形が悪かったり、動きが悪いものが影響をもたらすのかと思いきや関係はなかったようです。

肥満の男性

女性の場合は、肥満であると妊娠がしにくいと言われているのですが、男性の場合でも同じことが言えるのでしょうか?ということで
肥満の男性の精子を使った場合と、平均体重の方の精子を使った場合の染色体異常の結果は、変わってくるのか、を調べたところ、

関係なかった、そうです。

高年齢の男性

女性は、35歳から妊娠がだんだんしにくくなってきて、45歳あたりでは2%以下の確率になりますが、(体外受精でも)男性の場合はどうなのでしょうか?

50歳以上の男性の精子と、50歳未満の男性の精子を使用の場合では、染色体異常にどう関係があるのか。

これも、結果関係がなかったようです。

まとめ

妊娠の1番の関門である、染色体異常は、74%は卵子の質に関わっている。

男性側の原因ももちろんあるのだか、それは8%で、主だった原因ということが判定不明。

おそらく規則正しい食生活、ストレスを極力減らす、運動をする、という部分が男性側にも女性側にも基本だと思います。

私個人的な印象としては、
お互いにベストを尽くさねば!と思って相手に少し食事とか、サプリとか運動を強要してしまう部分があったので、それで少し険悪な感じになることがあったので、

自分がコントロールできる部分で大抵決まるのか、ということがわかって少し安心。

もちろん彼側にも頑張っていただきますが、人を変えるのは無理だし、それが原因でストレスを感じる方が卵子の質的に悪いですからね。

ではまた!
自分を満たしつつ、卵子を若返らせつつ、ゆるりと頑張りましょう!


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