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桜雨


憂鬱な朝は 花散らしの雨

ふわふわと落ちていく 桜の欠片が

雨に濡れた黒いアスファルトを  染めていく

音も無く宙を舞いながら
もう二度と  紅色に染まることなど無い 
私の頬についた
一枚の花弁

雨粒をつけて  薄く  冷たく

それは

もう 戻れない    

薄れゆく     過去の 感触









来て下さって 本当にありがとうございます! 読書が大好きで 気がつけば自分でも数え切れない程 詩や短編を 書き続けてきました いつか 本を出したいです! これからも自分ペースで 書き溜めたものを載せていきますので お時間がある時には また是非 覗いてみてください(○´ω`○)ノ