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AC6アセン考察 ランセツ軽2
はじめに
先ほど記事を投稿してて気がついた。当然のようにランセツ軽2という単語を1つの機体構成として語っていたのである。こんなマイナーアセンを「皆さんご存じ」「当然みんな知っている」、そんな風に前提知識として話していた。これはとんでもない驕りである。説明もない機体を読者は理解できるはずもない。当然比較対象として適切にもなりえない。そんな訳でランセツ軽2を今ここで語ることにより、いいアセンであり、ランセツルドロウの比較対象として最適であることを知っていただこうと考えた。
ランセツ軽2に至る前に
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ランセツ軽2に至る前に上記のアセンに似た3ミサ軽2を使っていた。この3ミサ+@という武器構成は広いマップを必要とするもののウォッチポイント固定の週末対戦会優勝もしたアーキテクチャである(当時は赤ネビュラという戦い方の問題でエネを喰うゴミの方がましな何かをつけていた)。しかしながら広いマップが無ければ縦横無尽に引くことは出来ず、DPSの低さを動きでカバーできないために敗北する。グリッド086などの一部のマップではどうしようもない不利を背負うことになるアセンであった。同機体で複数マップでの戦闘がある対戦形式ではこの機体は必ず一敗してしまい優勝できないのが課題であった。そこでそれを解決するために組んだのがランセツ軽2である。
アセン内容
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手武器:ランセツについて
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メイン武器、ランセツである。ライフルとしてはやや弾速が遅いが、高い単発火力と単発衝撃力、連射力も単発火力の割によく、マガジン内火力も高い、直撃補正もよし。そして何より性能保証射程距離が180と長い。これのおかげで遠距離からでもスタッガーをガンガン貯めていける。問題点は衝撃残留の低さ。衝撃値が抜けていきやすいためそこを肩武器で補う必要がある。
基本的に引き運用ではあるがいざというときは接近戦を仕掛けることもできる攻撃性能がある。押し引きに際してその両方に適性を示す、というのがランセツの最大の強みとなる。
肩武器:レザドロについて
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サブ武器ではあるがチャンス時の火力と引き状況の構築に欠かせない重要な武器。ランセツ軽2の最後に決まったワンピース。最初のAP有利を取るときに敵機体の機動力に合わせてノンチャかフルチャかを選び、掠らせることでAP有利を取る。戦闘開始後はフルチャで撒き、衝撃とダメージ要因に。相手がスタッガーしそうになったらスタッガーする3秒ほど前に展開することでスタッガーに合わせて火力支援をさせる。重ショにあたるミサイル枠として採用したが結果としてタンクに強くなった。消費ENの多さという弱点があるがそれは後述するジェネレーターで踏み倒す。
肩武器:爆導索について
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ランセツ軽2の最初に決まった肩の1枠。というか軽量の肩はこれしか勝たんレベルの強武器。3ミサ構成の時からのお供。高い衝撃力と誘導性、低くないDPSでこちらが与える衝撃力の5割くらいは爆導索のもの。AB重2にあたるミサイルとしては最高峰のものですがタイミングを選ばないと当たらないので注意が必要。最近は数を絞って確実に当てるようにするべきという考えが出てきており、ミサFCSに縛られる必要性は薄いかもしれない。軽量に積むには少々重くEN消費も軽くはない。
フレーム:頭について
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頭はAPと実弾防御を重視。スキャンモードを使うことは少ないが最低限の性能はある。消費ENの多さはコラジェネで踏み倒す。
フレーム:コアについて
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最高の内部性能により機動力の確かな向上を約束するコア。ジェネ回復状態から6回のQBを可能にする。またジェネを焼ききった後の回復が2.7秒程度で済む供給補正も魅力的。防御性能は低いが軽さがあるので頭と腕を強化することによりカバーが可能。
フレーム:腕について
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Wランセツ軽2腕部は余った積載で決定する部位ですが今回は積載が余ってるため強化する方向性。重量の割に高い実弾防御とアプデでなぜか強化された最高クラスの射撃適性を持つ良い腕。
フレーム:足について
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跳躍性能で機動力を底上げしてる脚部。水平だけでなく垂直方向への機動にもメリハリを効かせてくれる。浮きっぱなしならばアルバでよいだろうがそれ以外の場合はナハトを使いたい。この水平跳躍性能が無ければ避けられない攻撃は多い。
内装:ブースター
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技研ブースターは通常、垂直推力の双方が高く、QB性能も高いためあらゆる挙動を実現してくれる。問題はQBリロード時間であり、微妙に長いため連続QBは不可。しかしバズーカの2連射は避けられるくらいの時間なので必要最小限の長さではある。水平・上下引き、水平・垂直交差の全てを可能にしてくれるため、幅広く相手とマップを見るなら必須のブースターといえる。
内装:FCS
ミサFCSは爆導索の火力を最大化するために採用……したのだが最近は丁寧に爆導索を当てるほうが良い気がしてきているので中距離FCSなどでよいかもしれない。
内装:ジェネレーター
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アセンの欠点である消費ENの多さとコアの出力補正の低さ、ナハト脚の積載の低さを全て補ってくれる魔法のジェネレーター。この機体の最も重要なパーツ。無限浮遊も可能になる。ナハトコアの供給補正の高さもコラジェネとマッチする。容量3000はQB6回、復元時の2000はQB4回分である。動きの限界を覚えておく必要がある。またジェネを焼き切るタイミングは要練習であり、相手のエネ切れのタイミングに行えるようにしたい。またQB消費の低さから焼き切ったと思っても少し余ってることが時々あるので注意が必要。時には余ったエネを使い切らず通常回復する時も必要になるため、判断力が必要になる。
勝ち筋について
レザドロでAP有利を作り、引くのが基本である。無理やりAPを取り返しに行くととんでもない事になるためAP不利を返すときは慎重に立ち回らなければいけない。ランセツと爆導索で引き撃ちをすると衝撃力がもりもり溜まるため、スタッガーを取って追撃しつつ距離を開ける。開いた距離で引き撃ちをしつつスタッガーさせて、さらに距離を開ける。というループを組むのが理想的な勝ち筋である。しかしながらそう簡単にはスタッガーしてくれないので以前のノートに書いた様々な回避方法で相手がスタッガーするまでの時間を稼ぐ。これがランセツ軽2の勝ち筋である。ランセツ軽2は3ミサ軽2よりもイージーウィンが少ないが幅広いマップで戦えるのと、重ショへの対策の多さが利点。
ランセツ軽2の環境における現状
ランセツ軽2が苦手とするのはAB重ショとオーロラを2つもったタンクですがそれ以外に対しては安定した勝ち筋の構築と広いマップ対応力で有利を付けることが出来ると考えている。特にタンクに対する有利は安定して付けることが出来る。よってsteam版環境にいる多くの機体に対して優位を取れるというのが筆者の所感である。2オーロラタンクはマップに対する汎用性を捨てているため上にまで登ってくることは少ないだろうが問題はAB重2である。大会で上にまで上がってくるAB重ショに対しては様々な方法で攻略法を探っているが未だに安定した対処法は見いだせていない。ここに対する対処法を見出すことが出来れば大会優勝も見えてくるだろう。軽2使いの諸氏も何とかAB重2の攻略法を見出していただきたい。
以上をもってランセツ軽2の紹介を終了とする。
どうか皆も使ってみて欲しい。